ジュニアシートが必要な理由と条件

ジュニアシートはいつまで必要か、意外と知らない人が多いのではないでしょうか?

基準として身長や年齢等がいわれていますが、法規的には6歳まではチャイルドシートまたはジュニアシートの装着義務があります。

ただし、6歳を過ぎても、首にシートベルトがかかってしまったりする場合には装着することが望ましいです。

これは主に安全性において、シートベルトは鎖骨の中心を通ることが望ましいからです。

他にある利点としては、不快感の低減にもなります。

よく見かけるのが、首にかかるから脇の下に肩ベルトを通すパターンですが、これは絶対にやめましょう。

3点式シートベルトの利点を潰すどころか、シートベルトが凶器になってしまう可能性があるのです!

ベルトが通ってる箇所は事故の際にとても強い力がかかります。

そのため、シートベルトはしっかりとした骨の上を通るようにするのです。

では脇の下はどうでしょうか?

肋骨があり、肺がありますよね。

ここに強い力がかかれば肋骨が折れて肺にも傷を負う可能性があります。

だから脇の下に通すことは絶対にやってはいけないことなのです。

また、腰ベルトに関しても確実に骨盤にかける為にしっかり深く座らせ、ベルトを付けた後に肩ベルトを引っ張り腰ベルトのたるみをなくしてください。

そうすることによって骨盤にしっかりベルトがかかります。

こうしたポイントを守ることで、ジュニアシートが本当の意味で安全な装備になるのです。

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