事故を防ぐための心がけ。あなたが今すぐできる事故対策

近年踏み間違いなどの事故が連日起きていますよね。

毎年年間1万キロ以上走りながら10年間無事故無違反で走った経験をもとに大切な心がけをお話していきます。

 

事故を防ぐのに必要なこととは?

事故と言えば不運なものとして扱われがちです。

勿論、全く運要素がないといえばうそになります。

しかし、運以外にも大切なポイントというのが存在します。

 

事故を防ぐ心がけ

  • 適切な運転姿勢を取る
  • ギリギリな運転はしない
  • 他車・他者を尊重する
  • 常に周りをよく見る
  • 作業をする時にはPレンジに入れる
  • 自分のミスを把握する

ではそれぞれについて詳細に解説していきたいと思います。

 

適切な運転姿勢を取る

スポーツでもフォームというのは大事ですよね。

運転においても姿勢というのはとても大切なものです。

遠すぎるのは勿論、近すぎるのもよくないです。

正しい運転姿勢とは・・・

  • 腰がしっかり背もたれにつくようにシートに深く座る
  • ペダルを思いっきり踏んだ時に膝が軽く曲がるくらいの位置に座面(シートスライド)を動かす。
  • 背中をシートに着けたままハンドルの一番上の位置(12時の位置)を持って肘が軽く曲がるように背もたれを調節する。
  • ヘッドレストの中心が頭の中心から上の位置に来るように高さを調節する。

これが正しい運転姿勢です。

大抵の場合、男性は遠すぎますし女性は近すぎます。

遠すぎれば身体が動いてしまって適切な操作ができませんし、近すぎると身体の動きが制限されて操作ミスをします。

足や腕が自由に動かせて尚且つ、ちゃんと操作できる距離が大切です。

 

ギリギリな運転をしない

“今のタイミングならいけるかも?”

これが一番危険な瞬間です。

短時間で判断をしようとする時に見落としや判断ミスが起きます。

例えば、右折するときなら対向車を見落としたり横断歩道の歩行者を見落としたりします。

だからこそ、自分が”行けるかも?”と判断したときより少し余裕を持てる時にだけその行動を実行するようにしてください。

例えば右折であれば、自分が考えていたタイミングより数秒遅れても安全に右折できるようなタイミングです。

 

他車・他者を尊重する

常に自分以外の存在に対して敬意を払うことは大切です。

自分の行動の結果、他車・他車に悪い影響を与えないようにしましょう。

例えば、コンビニから道路に出る時に道路を走ってくるクルマがブレーキを踏まなければいけないタイミングで出るようなことは避ける、といった具合です。

特にトラックは一度減速すると加速するのがとても大変です。

しかも、ブレーキ操作もとても難しいことから急なブレーキ操作をさせることは危険であり、怒らせる原因です。

あなたが重たいものを持っている時に目の前を塞がれたらどう感じるでしょうか?

そんな風に他車・他者の気持ちを思いやることでより安全な運転につながります。

 

常に周りをよく見る

自分の周りのクルマの位置を常に把握している人はどれくらいいるでしょうか?

これはとても大切で、車線変更の際にも死角にクルマがいることを事前に認識できたりメリットが多いです。

前方の駐車車両がいた際にも事前に回りの状態がわかっていれば車線変更がスムーズに行えます。

また、常に周りのクルマや歩行者・自転車がどう動きたいのかを予測することで事故になる前に避けたり、譲ることができます。

具体的に言えば、先に駐車車両が居れば左車線のクルマは右に寄ってきますし、前方にバスがいてバス停が近ければバスは停止するかもしれません。

もし対向車線に右折車が居れば動き出すかもしれません。

もし動き出す素振りがあればブレーキをかけて減速の準備をします。

これは大切で、その一瞬が事故を起こすか起こさないかの境目なのです。

 

作業をする時にはPレンジに入れる

駐車場で券を取ったり、料金を払ったり、助手席にあるものを取ったりなど何かをする時にには必ずPレンジに入れることが大切です。

これはブレーキを踏み外したり、ブレーキが緩んで動いてしまい事故になるのを防ぐためです。

Nレンジに入れる方もいますがNレンジはあまりよくありません。

大抵のクルマではNレンジからDレンジへはブレーキを踏まなくても入ってしまうからです。

必ずPレンジを使うこと。

これが事故を防ぐ秘訣です。

 

自分のミスを把握する

自分が失敗したときにはちゃんと反省するのが大切です。

例えば、右折を開始したら対向車が思っていたよりギリギリまで来てしまっていた時など予測と外れたときにはそれはミスなのだと考えるようにしましょう。

事故にならなければ良いという考えでは事故になるまでは何をしても良いということになってしまいます。

自分の予測が間違っていた時には事故につながるミスをしたのだと考え、次にはそうならないように運転を変えるようにします。

これをすることで運転するたびに安全なドライバーになることができます。

 

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まとめ

事故を防ぐには心がけが大切です。

細かいことを見逃さず、自分のミスに気づき、他者を思いやる運転を行ってください。

一見、細かすぎるようなことでもミスにつながる動作というのは存在します。

常に自分の運転を振り返り、危険な要素に気づくようにしましょう。

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