ギアの入りやすさはクラッチの状態も影響する

ギアの入りやすさというのはMT車でとても大切なものですよね。

実はクラッチ板の状態もギアチェンジのフィーリングに影響するんです。

クラッチ操作が原因でギアが入りにくくなる

半クラッチが多すぎるとクラッチ板が熱を持ってギアチェンジがしにくくなるというのは聞いたことがあると思います。

これはクラッチ板が熱で変形したりしてクラッチペダルを踏んでいてもクラッチ板が離れないのでギアチェンジがし難くなるんです。

しかし、半クラッチが多くなくてもギアの入りが悪くなることもあります。

半クラッチが多いわけではないのにギアの入りが悪くなる場合、クラッチの切れが悪くなっているような状態ではないのでMT本体にダメージが入ることはありません。

しかし、シフト操作の感触が悪くなってしまうので良い影響ではないんですね。

 

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ギアチェンジに影響するクラッチ操作

半クラッチが多すぎる

これは一番良く言われる悪いクラッチ操作です。

半クラッチが多すぎるとその時の熱でクラッチ板などを壊してしまうんです。

結果としてクラッチペダルを床まで踏んでいても半クラッチ状態になってしまってギアが入りにくくなったりします。

そうすると半クラッチ状態でギアチェンジを続けることになるのでMTのシンクロを壊してしまうんですね。

ただし、こうした症状になるときにはクラッチ板自体がかなりの温度になっています。

そうするとクラッチが焼けた匂いもすごいので気づかない可能性は低いです。

この症状の場合にはそもそもギアが入らなくなるので、停止時にクラッチペダルを床まで踏んでいてもギアがなかなか入らなくなります。

 

半クラッチの始まりの部分を使いすぎる

これはクラッチジャダーの原因になる操作です。

半クラッチが始まるポイントで半クラッチを続けているとクラッチ板の状態が悪化してクラッチジャダーの原因になります。

この場合の特徴としては停止時にはギアが入るのにギアチェンジが硬めだったり、ギアチェンジの時にギア同士が当たるゴリゴリとした感触が残ります。

クラッチジャダーが出ていなければ大丈夫ですが、クラッチジャダーが出てしまっているならこのクラッチ操作が原因になっています。

クラッチジャダーを防ぐ運転についてはこちらの記事に詳細があります。

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半クラッチの時にアクセルペダルを動かしすぎる

実は半クラッチをしている時に細かくアクセルペダルを動かしてしまう、たったこれだけでギアの入りが悪くなってしまうんです。

ちなみにこの操作が原因で時々ジャダーが出てしまうこともあります。

対策としては発進の時にはできるだけアクセルペダルを一定にすることを意識するのが大切です。

発進時、アクセルペダルを踏む前に半クラッチを始める方法で発進している方の場合にはアクセルペダルを踏み始めたら出来るだけ一定状態を維持するように心がけたほうがギアの入りが良くなります。

 

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MT車でやってはいけないクラッチ操作

MT車で一番やってはいけないクラッチ操作はアクセルペダルを強く踏みこみながら半クラッチを使いすぎることです。

半クラッチを長い時間使っていても半クラッチ時のアクセルペダルの踏み込み量が少なければクラッチ板が焼けたりする可能性が低くなります。

逆にアクセルペダルを思い切り踏みこみながら半クラッチをすると1回の半クラッチ操作でクラッチ板を焼いてしまうことがあるんです。

多少アクセルペダルを踏み込みながら半クラッチ操作するのは大丈夫ですが、アクセルを思い切り踏み込んでダラダラと長く半クラッチするのは避けたほうが良いです。

加速力を最大限使いたいときには発進時のエンジン回転数を維持することが必要になるのでクラッチ板に負担がかかってしまうのは避けられません。

その時にもエンジン回転数が下がらない範囲で半クラッチが短くなるように注意しましょう。

 

シフトフィールは大切

クラッチ板を減らさない運転というのはMT車に乗っている方にとっては結構重要ですよね。

クラッチ板を減らさないように低回転でスッと発進できるのはスマートに見えると思います。

実際、私自身が低回転で発進する癖があるのですが、低回転での発進はどうしてもアクセルペダルを動かす回数が増えてしまってクラッチの状態を悪化させる原因になります。

クラッチを減らさないように丁寧にクラッチ操作をするのであれば、アクセルペダルに関してもできるだけ一定になるように発進してあげるとクラッチ板の状態が悪化せずに済むでしょう。

ペダル操作はスムーズかつ適切に行うのが大切なんですね。

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