正しい運転の仕方について。どんな運転が正しい?

今回は正しい運転とは何かという話です。

正しい運転の基準

正しい運転とはなにか。

これは人によって変わってくるものです。

スムーズに走ることを正しいという方もいれば、ルールを厳格に守ることこそ正しいという方もいると思います。

私が思う正しい運転というのはすべてのドライバーがスムーズに走ることができるように気を配る運転です。

なぜそれが正しいと感じるのか解説していきます。

 

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ルールとはなぜ存在するのか

人間というのは考え方がそれぞれ違うものです。

勿論、運転の仕方や考え方についてもそうでしょう。

ブレーキのかけ方だって人それぞれですし、どっちが優先かといったことに対しても人それぞれです。

そうした人による考え方の違いを無くしてスムーズな交通の流れにするのがルールを決めることの目的の一つです。

一時停止などのルールがこれに当たります。

また、運転をしていると危ない環境や危ない状況といったものも存在します。

人間というのは間違える時がありますし、危険な状況を知らなければ危険に気づくこともできません。

そんな時にも大切なのがルールです。

これは制限速度や追い越し禁止などのルールが当たります。

そうした個人ごとの違いを埋めるための機構がルールなんですね。

 

ルールが現実に合っていないこともある

現実では片側1車線の狭い道で自転車が走っていることが多いと思います。

センターラインが黄色であればはみ出しての追い越し禁止になるのではみ出さないと追い越せない状況であれば自転車も追い越してはいけません。

しかし、現実的に考えるとそれは難しいでしょう。

また、だからといって黄色い線を越えないために自転車のギリギリを通過する行為は自転車に乗っている方にとってはあまり良い気分ではありません。

そのように現実として合理的ではないルールも交通規則には存在します。

※交通規則を破れという意味ではありません。あくまで合理的ではないルールも存在するということです。

ルールを完璧に守ろうとするとそうした不都合が発生することもあるんです。

 

安全でスムーズな交通の流れが大切

交通で大切なのは安全でスムーズに流れていることです。

考え方に違いがあってお互いがスムーズかつ安全に走れることが大切なんです。

日常には駐車車両がいたり、渋滞があったりたくさんの状況が存在します。

また、安全運転を心がけていても道を間違えてしまったり失敗してしまう瞬間というのは存在しますよね。

そんな状況でもスムーズかつ安全に交通が流れていることが大切なんです。

 

安全でスムーズな交通の流れにするために大切なこと

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周りに気を配る

現実には渋滞があったり駐車車両があったりたくさんの状況が存在します。

そんな時にも大切なのがお互いのおもいやりです。

周りに気を配ってお互いがスムーズに走れるように工夫するのが大切なんです。

他にも優先道路を走行中に脇道から出れないクルマが居たりするなら、状況によっては進路を譲ることも正解の一つになります。

勿論、無理して譲る必要はありませんし、譲ったことで優先道路の流れが悪くなってしまうのであれば譲らないことが正解です。

そのように周りのクルマに対しておもいやりを持った運転というのが大切です。

例えば、単独で走っているときには歩行者や自転車に気を付けていれば問題にはなりませんが、交通量の多い道ではとても大きな問題になります。

例えば片側1車線の道でギリギリ2台のクルマが並走できる道があったとします。

そこで左折するクルマが道の真ん中から左折してしまうと後ろのクルマは追い抜くことができません。

これが大きな渋滞の原因になることがあるんです。

そんな時には左側にきちっと寄せて自分の右側を通れるスペースを作るようにしましょう。

右折の際にも一緒です。

勿論、通れないからと言って無理をしてしまうと対向車の迷惑になることもあります。

そうした無理をしない範囲で行えることをすれば良いのです。

また、歩行者や自転車に対しても一定の敬意をもって、尊重することが大切です。

お互い交通の一員なのですから、互いに尊重できるのが一番です。

お互いに尊重する必要があるので、歩行者や自転車側も自動車側を尊重するのが大切です。

そうすることで安全でかつスムーズな交通に近づきます。

 

それぞれが事情を抱えている

人間どうしても急がなくてはいけないときも存在します。

そんなことにならないように事前に計画を立てて・・・というのもわかりますが現実ではそうできない事情もあるでしょう。

勿論そのようなときにルールを破って良いわけではありませんが、人間いろいろな事情があるんです。

周りからすればそんなこと知ったこっちゃないと感じると思います。(正直言えば私もそうです)

ですが、実際に自分がそうした迷惑をかける立場になってしまうことだってあるんです。

もちろんそうした運転をする方の中には運転に慣れない方や元々強引な運転スタイルの方もいると思います。

運転していれば他のクルマに腹が立つことはたくさんありますし、思わずいじわるしてしまうこともあるでしょう。

そんな時にももしかしたら何か事情があるかもしれないと考えてみましょう。

そういったクルマと事故を起こしても良いことは一つもありませんから譲ってしまえば良いのです。

感情が関係することですからある意味一番難しいことです。

私自身完璧には出来ていませんから。

ですが、こういう時こそ他人は他人、自分は自分という発想も持って関わらないことが大切です。

そうすれば無用なトラブルに巻き込まれることもないのですから。

 

周りをよく見る

周りを良く観察していると危ない状況というのはたくさん見つかります。

例えば右側車線を走っていて左車線に駐車車両が見えれば左側に居るクルマが右に車線変更してくることが予想できますよね。

そんな時には事前に1台分スペースを作っておいてあげると交通がスムーズに流れます。

左側のクルマが突然車線変更してきて事故になることも防げます。

もちろん無理する必要はありませんし、譲らないほうが結果的にスムーズな場合もあります。

そんな風に周りをよく見ることが大切なんです。

 

煽り運転は間違った運転の結果

最近煽り運転というのが話題に上がることが多かったですよね。

あれは間違った運転の結果です。

例えば片側1車線の道で煽ったり、左側に車両がいるにも関わらず煽ったりしてしまうのは相手の立場を考えることができていない証拠です。

それぞれに事情がありますしスピード違反を良しとする人ばかりではありません。

また、高速道路の追い越し車線での煽り運転の場合には煽られる側も間違った運転をしていることがあります。

勿論、追い越し途中であれば煽る側が悪いのですが、左側に車線変更できる状況で煽られているのは煽られる側にも問題があります。

また、片側1車線の道で煽られたりした場合にも危ないと感じたら譲ってしまえばトラブルにならずに済みます。

勿論その場合には煽られる側に責任はありませんが。

 

制限速度は意識するべき

世の中のドライバーのほとんどは制限速度を意識していません

何を当たり前のことをと思う方もいるでしょう。

しかし、ここで問題にしたいのは制限速度より大幅に下回った速度で走ることです。

勿論、制限速度というのはその時出せる最大の速度であってその速度を出さなければいけないわけではありません。

空いている道であれば全く問題にならないことです。

しかし、混雑した道では制限速度以下で走っているクルマを追い越す手段は存在しないことが多いんです。

たった時速10キロ低いだけで信号に引っかかる機会が大幅に増えることだってあります。

常に制限速度を意識するのは大切なんです。

勿論危ない状況だったり、速度を落とさないといけない状況では速度は下げるべきですが、安全なときには制限速度を維持するように心がけましょう。

速度が一定になるので燃費にもよく、交通渋滞も緩和することができます。

 

自分が迷惑をかけていないか振り返るのも大切

運転をしていると知らないうちに他車に不愉快な思いや危ない思いをさせていることがあります。

これくらい良いだろうと自分で思っていても相手にとっては危険に感じることもたくさんあります。

運転をする時にはその行為が周りにとって不愉快ではないか、危険ではないか振り返るのが大切です。

相手にとって危険に感じる運転というのは事故にならなかったのは相手のおかげということでもあります。

相手が安全運転をしてくれたおかげで事故にならなかったということなんです。

ですから、何かあったら自分が悪いことをしていなかったか、振り返ることが大切なんですね。

また、周りのクルマに迷惑をかけられてしまったり、危険な目にあわされると腹が立つこともあるでしょう。

慣れない土地だったりすると自分が逆の立場のことだってあるかもしれません。

そんな時には事故にならなくて良かったとポジティブに考えるのも大切です。

 

”常に相手のことを思いやる”

 

これが大切なんです。

 

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