ギアの入りが悪いときにはギアチェンジのタイミングを変えてみよう

今回はギアチェンジのタイミングがギアの入りやすさに影響することがわかったのでまとめてみたいと思います。

 

ギアチェンジのタイミングが早すぎるとダメ

MT車ではエンジンの振動が原因でギアが入りにくくなることがあります。

発進時や走行時の振動によってMT内部のパーツが揺れてしまうのが原因です。

走行時の振動はアクセルペダルの踏み込み量とエンジン回転数が深く関わっています。

アクセルの踏み込み量に対してエンジン回転数が低すぎると振動が大きくなり、ギアの入りが悪くなっていきます。

ギアチェンジのタイミングをもっと遅くしてエンジン回転数を少し高めに維持することで対処が可能です。

 

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ギアの入りが悪いときのギアチェンジのコツ

  • 加速時にエンジン回転数を高めにする
  • 2速以上のギアで少し高めのエンジン回転数を維持するようにする

 

加速時にエンジン回転数を高めにする

加速時にエンジン回転数が低い状態で無理に加速させようとするとエンジンの振動が大きくなり、ギアの入りが悪くなっていきます。

これに関しては基準が難しく、クルマによってはそれなりに高めのエンジン回転数で加速してもギアの入りが悪くなっていくことも。

ギアの入りが悪ければ加速時のエンジン回転数を少し上げて様子をみるのが良いかもしれません。

どれくらいまでかというのはクルマに積まれているエンジンによって変わってきます。

目安としては加速時に車体がグググっと振動していたらエンジン回転数が低すぎるのでもう少し高いエンジン回転数を使って加速するようにしましょう。

 

2速以上のギアで少し高めのエンジン回転数を維持するようにする

一定速度で走っている時にもエンジンの振動は発生しています。

低いエンジン回転数でも一定速度で走ることはできますが、エンジン回転数が低ければ低いほど振動が大きくなっていくんです。

勿論、自動車メーカーも対策をしていてクラッチ板などに入ったバネによって振動を減らしてはいますが、それでも影響は出てきます。

どれくらいの回転数が良いのかはクルマやその時のギアによっても変わってきます。

全く加速をしないのであれば多少低めのエンジン回転数でも問題はありませんが、加速が必要なときや上り坂の時には必ずシフトダウンをしたほうが良いでしょう。

加減速が頻繁に必要になる都市部や坂道が多い山間部では常に高めのエンジン回転数で走ることになると思います。

高めのエンジン回転数と言っても思いっきり高めにして走る必要はなく、1500~2500回転の範囲に収まっていれば問題はないでしょう。

2速ギアの時にはもっと低めのエンジン回転数でも問題ありませんし、平地を走っているのであれば3速ギアでも1500~1800回転程度で問題ないと思います。

クルマによって違うのでギアの入りやすさを確認しながら悪影響が出ないようなギアチェンジのタイミングを探っていくのが良いでしょう。

 

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低いエンジン回転数はシンクロを壊す

低いエンジン回転数で走らせることはギアが入りにくなるだけではなく、シンクロが摩耗する原因になったり、場合によってはシンクロ自体が壊れてギアが入らなくなったりすることも。

シンクロナイザーキーの入る溝が段付き摩耗を起こすのはエンジンの振動が原因だったりします。

 

1速ギアや2速ギアへのシフトダウンが硬い時にも効果アリ

1速ギアや2速ギアへのシフトダウンが硬い時にもギアチェンジのタイミングを遅くすることで改善することができます。

特に1速ギアへのシフトダウンではかなり違いが出てくるかもしれません。

シンクロへのダメージが軽減されるのでギアチェンジが軽くできるようになるんですね。

 

エンジン回転数を高くしたほうがデメリットは少ない

エンジン回転数をできるだけ低くして走ると燃費が良くなります。

エンジンの負担が大きくなるので燃費が良くなるのですが、クルマ自体には悪影響が大きくなります。

勿論、最近のクルマは燃費を良くするために低いエンジン回転数で走り続けられるように設計されています。

ですが、クルマへの悪影響というのは完全に消すことはできません。

振動を吸収してくれるパーツにも負担がかかりますし、駆動系の故障につながることもあるんです。

燃費を良くすることも大切ですが、クルマへの悪影響が出ない範囲で行うことが大切です。

 

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