MT車ですぐに整備するべき症状について。ミッションが故障したときの症状とは?

マニュアル車ですぐに整備工場に持っていくべき症状についてまとめていきます。

 

音や操作の違和感が一つの目安

MT車で異常がある時にはいつもと違う音がしたり、ギアチェンジするときのシフト操作やクラッチ操作など操作系に違和感が出ることがあります。

勿論、すべての故障で明確な症状が出るわけではありませんが兆候は出るでしょう。

そうした異常が一時的なものであれば問題がない可能性が高いですが、常に症状が出るようだと整備工場で診てもらうことを考えたほうが良いです。

また、そうした症状の中でもすぐに整備するべき症状と、放っておいても大きな問題にならない症状が存在します。

 

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今すぐ整備するべき症状

  • クラッチペダルを床まで踏んでも半クラッチ状態になる
  • 止まった状態ですべてのギアに入りにくい
  • クラッチペダルから足を離しても半クラッチ状態になる
  • ガラガラゴロゴロと明確な異音がする

 

クラッチペダルを床まで踏んでも半クラッチ状態になる

これはクラッチが切れないという症状です。

クラッチペダルを床まで踏んでもクラッチが繋がったまま(もしくは半クラッチ状態)なので、ギアチェンジなどに影響がでます。

クラッチペダルを踏んでいない状態と同じなのでギアチェンジができなかったり、ギアチェンジがし難くなってしまうんです。

これは進行するとMT本体を壊す非常に危険な症状の一つです。

 

症状を確認する方法

この症状は平らな場所(ブレーキペダルから足を離してもクルマが動かない場所)でギアを入れたままサイドブレーキとフットブレーキを解除してアクセルペダルを踏み込むことで確認できます。

半クラッチ状態なのでギアを入れたままエンジン回転数を上げるとクルマが動きだすんですね。

ここで動かなければクラッチは問題がないでしょう。

ただし、エンジンがかかっている状態でギアが全く入らない時には無理してギアを入れないようにしましょう。

 

止まった状態ですべてのギアに入りにくい

これもクラッチが切れていない時の症状です。

クラッチが半クラッチ状態なのでギアが入りにくくなっているんですね。

もしもクラッチが完全に繋がった状態だとギアが全く入りません。

下手をするとMT本体が壊れてしまう可能性があるので整備工場に持っていくべき症状です。

 

症状を確認する方法

まず、MT車というのはギアが入りにくくなる瞬間が存在します。

ギアの止まった位置によってはギア同士が当たってしまってギアが入らなくなることがあるからです。

また、シンクロが強いクルマだと停止時にシンクロが効いてしまってギアが入らなくなってしまうことがあります。

この二つの症状の場合、別のギアに入れたり、Rギアに入れたりするとすんなり入るようになることが多く、毎回ではなく正常にギアが入ることもあるのが特徴です。

基本的に時々入りにくい(毎回ではない)といった症状の場合、故障というよりはMT車の特性になります。

もしも毎回ギアが入りにくい(入らない)場合にはエンジンを切った状態でギアチェンジをしてみましょう。

エンジンを切った状態ではギアが入るのにエンジンをかけるとギアが入らない時にはクラッチトラブルの可能性があります。

MTを壊す可能性があるので早急に整備工場へ持っていきましょう。

エンジンを切った状態でも毎回ギアが入らない時にはギアチェンジの機構やMT内部の故障が疑われます。

いずれにしても毎回ギアが入らない時には整備工場で診てもらったほうが良いでしょう。

 

クラッチペダルから足を離しても半クラッチ状態になる

これはクラッチが滑っている時の症状です。

半クラッチ状態で走ることになるのでクラッチ板の温度が上がってクラッチ板が壊れてクラッチが切れなくなったり、クラッチ周りのパーツ(フライホイールなど)を壊してしまうことになるのでこの症状を感じたら整備工場にもっていった方が良いでしょう。

また、軽自動車など(すべてではありません)ワイヤーでクラッチとクラッチペダルを繋いでいるクルマの場合にはクラッチ調整をすることで滑りを解消できることがあります。

クラッチ調整で解決すればクラッチ板を交換する必要がなくなるので整備費用も安く済みます。

普通車などで油圧を使ってクラッチとクラッチペダルを繋いでいるクルマの場合にはクラッチ板の交換が必要になるので整備費用自体は高額ですが、放置していてもひどくなるだけなので早めに整備工場に持っていきましょう。

ワイヤーを使ったタイプでも限界まで摩耗している時にはクラッチ板を交換する必要があります。

 

症状を確認する方法

まず、停止時にブレーキペダルを踏んだまクラッチを繋いでエンストするか調べます。

ここでエンストしなければかなりひどくクラッチが滑っている証拠です。

もし停止時にはエンストしなければ、今度は実際に走行して調べていきましょう。

3速以上のギアで1500回転から始めて4000回転前後までアクセル全開で加速してみます。

その時に途中でエンジン回転が速度に比例せずに跳ね上がった場合にはクラッチが滑っています。

できれば5速ギアや6速ギアでやるのがベストですが、速度的に厳しい場合もあるのでその時には可能な限り上のギアを使ってやるようにすると良いでしょう。

 

ガラガラゴロゴロと明確な異音がする

音というのは異常を知る目安になります。

今までしなかった大きな音がするようになったなら、異音の可能性があります。

新車の場合にはそれが異音なのか判別しにくいので、あまり気になるようであればディーラーで聞いてみるのも良い手だと思います。

ただしMT車というのは完全な無音ではなく、ギア同士が当たる音がするのは正常です。

音が小さくてあまり気にならない音だったり、特に異常を感じないのであればそれほど意識しなくても良いでしょう。

逆にガラガラと大きめの音がする場合には整備工場で診てもらうことも検討しましょう。

音に関してはクルマごとの差が大きいので車種によって様々です。

オイルの劣化などによっても音が出ることがあり、これといった確認方法はないです。

あくまで今までと比べてどうかという点と、他の同型車がどういう音をしているかといった点が判断基準になります。

正直、小さな音だけであればそこまで神経質にならなくても良いでしょう。

 

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ギアが入りにくいときにはシフト操作を見直してみることも大切

ギアチェンジでギアが入りにくい、ゴリゴリするといった症状はMT車につきものです。

構造上、仕方ない部分があるからです。

ただ、設計通りに動いていればそういったことは発生しないはずですし、正常にギアチェンジできるクルマもあるわけなのでどうにもできないわけではありません。

場合によっては構造上の不具合の可能性というのも捨てきれませんが、まずはシフト操作を見直してみると良いでしょう。

シフト操作の際に次のギアの入り口で一瞬だけ止めてから次のギアにスコンと入れるようにすると症状が改善する可能性があるからです。

この方法でギアチェンジをしていけば素早いギアチェンジをしてもギアが入りにくかったりゴリゴリするという症状が出にくくなります。

次の入り口で一瞬止めるというのが大切です。

次のギアに軽く押し当てるのとは違って、次のギアの入り口のところで明確に止めます。

そして、一瞬だけ止めたらいつも通りにギアを入れるんです。

そうすると徐々にギアの入り方が変わってくるはずです。

クルマによってはギア鳴きしてしまっても改善する可能性があります。

ギアが入りにくいときの対処に関してはこちらの記事がおすすめです。

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異常を感じたら整備工場へ

異常を感じたら整備工場へ持っていくことも大切です。

実際にどこかに故障があった場合、故障が他の故障の原因になることがあるからです。

早い段階で診断してもらって整備しておけばそれほど整備費用が掛からなかったにも関わらず、放置していたがために整備費用が高額になってしまうのはもったいないです。

あまり神経質になりすぎるのも良くはないのですが、異音や異常があれ整備工場に相談するようにしましょう。

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