タイヤ交換にトルクレンチは必要なのか?絞めすぎがダメな理由

タイヤ交換する際にトルクレンチは必要なのでしょうか?

 

タイヤ交換では必ずトルクレンチを使う

まず、結論から言ってしまえばトルクレンチは必ず使いましょう。

年に1,2回のタイヤ交換のためにトルクレンチを使うのはもったいないと感じる方もいるかもしれませんが、トルクレンチは必ず買うべき工具です。

タイヤを取り付ける際には締め足りないのもダメですし、締めすぎもダメなんです。

タイヤが外れたりすれば命の危険があったり、歩行者や二輪車にとっては命に係わる事故につながりますから脱落しないようにトルクレンチを使いましょう。

 

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タイヤ交換でトルクレンチを使うべき理由

  • 締め付け度合いが分からない
  • 締めすぎるとタイヤが外れる
  • トルクレンチは高くない

 

締め付け度合いが分からない

タイヤを取り付ける時にはナットを締め付ける力が決まっています。

タイヤが外れてしまわないようにメーカーが指定しているんです。

実際のところ、”どれくらいの力で締めるべきなのか”というのは感覚だけでは非常に難しいものがありますからトルクレンチを使うんです。

タイヤというのは高速で回転するものですし、緩んでしまったら事故につながります。

緩んでしまったらダメなのでまずは緩まないようにタイヤを取り付けるのがとても大切なんですね。

 

締めすぎるとタイヤが外れる

”緩むのが怖いから力いっぱい締める”というのはやってはいけない行為です。

実はタイヤのナットは締めすぎるとタイヤが外れる原因になってしまうんです。

タイヤのナットを締めすぎた状態で取り付けると、ナットを取り付けた部分の金属に負担がかかります。

締めすぎた状態だと負担が蓄積していき、最終的には折れてしまいます。

タイヤのナットを絞める時の力というのは”走行中に緩まないけれども締めすぎて折れないような範囲”に設定されています。

そこをはみ出すとタイヤが外れてしまうことになるのでトルクレンチが大切なんですね。

 

トルクレンチは高くない

タイヤ交換で使うトルクレンチというのはそれほど高いものではありません。

勿論、値段の高いものもありますがタイヤ交換で使うなら高級品はいりません。

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高くないと言っても4000円~5000円程度しますが、タイヤが外れてしまうことを考えれば十分安いでしょう。

もしタイヤが外れてしまえばボディが壊れてしまう可能性が高いです。

場合によっては足回りが壊れてしまったりしますし、もしタイヤが他のクルマ・歩行者・二輪車にぶつかってしまったら補償も必要になります。

何より命を奪う危険だってあるんです。

トルクレンチを一度買ってしまえば何度も使うことができますからタイヤを取りかえる費用が浮いた分で十分取り戻せます。

(トルクレンチは定期的に調整や買い替えが必要ですが、タイヤ交換程度であれば毎年買い替える必要はありません。)

外れた時のことを考えれば十分安い投資でしょう。

 

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締め付けトルクはどれくらい?

タイヤのナットを締め付ける時の力をホイールナットの締め付けトルクと呼びます。

締め付けトルクはメーカーが数字で指定しています。

これは取り扱い説明書のタイヤ交換の項目に書いてあることがあります。

もしわからなければ購入したディーラーや普段整備してもらっている整備工場などに聞いてみると良いでしょう。

 

トルクレンチを使う時の注意点

  • カチッと音がしたらすぐに力を緩める
  • 絞める時の手の位置に注意
  • 緩める時には使わない
  • 何回かに分けて締める
  • 少し走ったら増し締めする

 

安いタイヤ交換向けトルクレンチの場合、プリセット型であることが多いです。

プリセット型では手元にあるダイヤルで締め付けトルクを指定して使います。

指定のトルクになるとカチっという音が鳴るのでカチっと音がしたらすぐに力を緩めるようにしましょう。

勢いよく回してしまうと締めすぎてしまうことがあるので早すぎず、止まらない範囲で動かすことが大切です。

また、プリセット型トルクレンチでは手の位置がとても大切です。

力を加える位置が取り扱い説明書で指定されているので必ずそこに手を置いて力を加えるようにしてください。

そして、トルクレンチは何回かに分けて締めることも大切です。

すべてのナットを均等に締めるためです。

すべてのナットを少し弱めの力で絞めてから、もう一回すべてのナットをトルクレンチがカチッというまで締めるような感じです。

最初はトルクレンチの設定を低めにしてカチッと言うまで締めてから、クルマ本来のトルク設定にして締めても良いでしょう。

できれば少し走った後に増し締めをするようにするとより安全です。

少し走った後にクルマに合わせた設定でもう一度トルクレンチを使って絞めることを増し締めと言います。

締める時の状態によって若干ずれて締まっていることがあり、その際には少し走るとナットが緩くなってしまうんです。

緩くなった分をもう一度締めなおすために少し走ったら増し締めすることが大切なんですね。

そしてトルクレンチは絞めるためのものですから緩める時には使わないようにすることも大切です。

緩める時に使うと精度が狂ってしまうことがあるので注意しましょう。

緩める時にはクロスレンチを使うことをオススメします。

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トルクレンチの保管方法

トルクレンチを保管するときにはトルクを指定するネジを必ず緩めてからしまうようにしましょう。

例えばトルクレンチの最低値が30N・mであれば30N・mにしてからしまうようにするとトルクレンチが長持ちします。

また、落下させたりすると精度が狂うことがあるので落とさないように注意してください。

 

 

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