雪道でやってはいけないこととはなんでしょう?
東京で大雪が降りましたね。
降ってしまった後なのであまり需要はないでしょうが、ちょっと思ったことがあったので今回は雪道の鉄則について。
今回、ほぼすべての幹線道路が上り坂で上れなくなった車によって麻痺状態になりました。
さて、雪道でやってはいけないこととはなんでしょう?
- 上り坂で止まる
当然ですが、上り坂では平地より発進に力が要ります。
そして、下は雪なのです。
平地では大丈夫だったものが上り坂では発進すら困難になるのです。
しかし、この基本が守られておらず、前の車についていってそのまま上り坂で止まってしまい、発進できなくなる車が多かったです。
というかほぼすべてのドライバーが何も考えずに上り坂で停止していました。
路面の状況がよいうちは問題にはならないのですが、沢山の車が何度も何度も発進をすると路面は磨かれていきます。
これは表面が熱で溶けて凍ることでおきます。
表面が凍っているので、見た目には雪でも実質氷なのです。
下手をするとスタッドレスですら上れなくなってしまいます。
それを防ぐためには、予め先の信号などを予測して、坂道で止まらずに平地まで抜けられるタイミングを見計らうことが必要です。
これを徹底していれば、東京の渋滞も格段に減っていたことでしょう。
- 減速は思いっきり手前からする
減速するときはほとんどブレーキを踏まずに止まれるくらい手前から減速を始めてちょうど良いです。
これは交差点は車の発進を繰り返すことで路面が磨かれて、ツルツルになっている場合があるからです。
ツルツルの範囲に入る前は普通に減速できていても、ツルツルになってるところに入った瞬間まったく止まらなくなります。
そのため、手前から減速することが重要なのです。
- 危ないのはカーブの先
曲がれるからといってスピードだして勢い良く行くと、曲がれても曲がった先でスピンします。
車が曲がり始めると、車の向きが変わりますよね。
しかし、その向きが変わる動きはすぐに収まるわけではありません。
バットや長い棒を振っている時を思い出してください。
バットを振っている途中で止めようとしても止まりませんよね。
それと同じことが車でも起こります。
なので、カーブを曲がった先でスピンするのです。
こういった基本を守ることこそ、雪道では大切なことなのです。