今回はホンダヴェゼル（VEZEL) とトヨタC-HRを比較解説していきます。
※こちらの記事は2018年2月22日時点での情報を元に作成されています。
それぞれのコンセプト
ホンダヴェゼルのコンセプトは“多面的価値を高次元で融合した新しいジャンルのクルマ”
SUVの力強さや、クーペのエレガントさやミニバンの使いやすさ、燃費などの多面的な部分を融合した車です。
それに対するトヨタC-HRのコンセプトは”我が意の走り”
ドライバーの思い通りに動くことを主眼に置いて設計されています。
価格
ホンダヴェゼル
2,075,000円 ～ 2,926,000円
トヨタC-HR
2,516,400円 ～ 2,905,200円
車体サイズ
車体サイズは近いですね。
ホンダヴェゼルに関しては”HYBRID RS”と”RS”の全長が4340mmに、全幅が1790mmに拡大されていることが特徴です。
また、4WD車の最低地上高がFF車より15mm低くなってしまっています。
それに対するトヨタC-HRでは最低地上高について4WD車はFF車より15mm高くなっています。
それに伴い全高が4WD車は15mm高くなっていることも特徴でしょう。
性能
ホンダヴェゼル
ガソリン車
1.5L直列4気筒エンジン（131PS）
ハイブリッド車
1.5L直列4気筒エンジン＋モーター（152PS）
トヨタC-HR
ガソリンターボ車
1.2L直列4気筒ターボエンジン（116PS）
ハイブリッド車
1.8L直列4気筒エンジン＋モーター（122PS）
ホンダヴェゼルの特徴
SUVとクーペの中間のようなデザインとガソリン車にCVT、ハイブリッド車にツインクラッチ式ATを使っていることが特徴です。
ツインクラッチ式ATによるダイレクトな走りや、切れのある変速、パドルシフトを装備していることによってスポーティな走りも期待できます。
トヨタC-HRの特徴
ヴェゼルと同じくクーペスタイルが特徴的です。
ただ、C-HRではヴェゼルよりさらにクーペ寄りのデザインになっていることが特徴です。
さらに、LEDヘッドライトがオプションで用意されており、LEDヘッドライトを選択すると”流れるウインカー”が装備されることも特徴でしょう。
ガソリン車には直噴ターボエンジンとCVTが搭載されているところも注目ポイントです。
サイド/カーテンエアバッグ
C-HRでは自動ブレーキ、サイド/カーテンエアバッグが全車標準装備となっています。
それに対するヴェゼルでは自動ブレーキは全車標準装備であるものの、サイド/カーテンエアバッグはハイブリッド車、ガソリン車ともに一番下のグレードには装備されていません。
ただし、C-HRと同じくらいの価格のグレードを選ぶと安全装備には差はありません。
明るいLEDヘッドライトはヴェゼルの全車に標準装備
ヴェゼルではLEDヘッドライトが全車標準装備となっています。
それに対するC-HRでは”G” “G-T”グレードにのみオプション設定ありとなっています。
下のグレードにはオプション設定がないためC-HRでLEDヘッドライトが欲しい場合には上のグレードを選択することになります。
“流れるウインカー”が欲しいならC-HRの”G” “G-T”がオススメ
C-HRではLEDヘッドライトを選択すると“流れるウインカー”が装備されます。
LEDヘッドライトは“G” “G-T”グレードにのみオプション設定があるため”流れるウインカー”が欲しい場合にはこのグレードを選択することになります。
燃費を重視するならC-HRのハイブリッド車がオススメ
ヴェゼルのハイブリッド車の燃費は27km/L
それに対するC-HRのハイブリッド車は30.2km/Lです。
その為、燃費を重視するならC-HRでしょう。
ハイブリッド車で4WDが欲しいならヴェゼルを選択
C-HRのハイブリッド車にはFFしか存在しません。
その為、良好な燃費の4WD車が欲しい場合にはヴェゼル一択となります。
ガソリン車でFFが欲しいならヴェゼルを選択
C-HRのガソリンターボ車には4WDしか存在しません。
そのため、ガソリン車のFFを選びたい場合にはヴェゼル一択となります。
スタイリッシュで走りの良いSUVが欲しいならC-HRがオススメ
C-HRの特徴はそのスタイリッシュなクーペスタイルです。
そしてそれだけではなく、走りに関してもヨーロッパでのテスト走行によってしっかりチューニングされています。
スタイリッシュなデザインにあわせて、ヨーロッパ譲りのしっかりした走りが欲しい場合にはC-HRはオススメです。
SUVとしての使い勝手とツインクラッチ式ATによるダイレクトな走りが欲しいならヴェゼルがオススメ
車体中央に燃料タンクを置いたレイアウトによる広い室内やハイブリッド車ではツインクラッチ式ATを採用したことによるダイレクトな走りが特徴です。
広い室内が欲しいけどCVT車特有の加速が苦手という方には特にオススメできます。
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