三菱エクリプスクロスとマツダCX-5を比較していきます。
それぞれのコンセプト
三菱エクリプスクロス
三菱らしいSUVであることをコンセプトに、スタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を併せ持った車を目標に開発されています。
マツダCX-5
CX-5のコンセプトは“ドライバーだけでなく同乗者も含めたすべてのお客さまを笑顔にするSUV”
デザインや技術を磨き上げ、あらゆる領域で走る歓びを磨き上げた車として開発されました。
三菱エクリプスクロスの特徴
SUVながらやや控えめなクーペスタイルを持っていることが特徴です。
ただし、三菱らしくやや角ばったデザインとなっています。
さらに三菱がラリーなどで培った4WD技術を積極的に使い、舗装路面での走りに生かすような設計となっていることも特徴でしょう。
マツダCX-5の特徴
なんと言ってもディーゼルエンジンが選べることが特徴でしょう。
ディーゼルエンジンはパワフルでありながら燃費も良いエンジンです。
スタイリッシュなデザインと併せて走りにこだわるマツダらしい車になっています。
価格
三菱エクリプスクロス
2,532,600円 ~ 3,095,280円
マツダCX-5
2,494,800円 ~ 3,526,200円
サイズ
サイド/カーテンエアバッグは両車種ともに全車標準装備
側面衝突の際に乗員を守ってくれるサイド/カーテンエアバッグは両車種ともに全車標準装備となっています。
自動ブレーキも両車種ともに全車標準装備
自動ブレーキを含む先進安全装備は両車種ともに全車標準装備となっています。
但し、両車種ともACC(アクティブクルーズコントロール)が装備されているグレードとACCが装備されていないグレードで対応速度が変わります。
三菱エクリプスクロスでは“M”グレードの自動ブレーキ対応速度は約5km/h~約80km/hであるのに対して、“G” “G Plus Package”の対応速度は約5km/h~約180km/hとなっています。
マツダCX-5では“20S” “25S” “XD”グレードで約4km/h~約80km/h、それ以外のグレードでは約4km/h~高速域まで対応した自動ブレーキが標準装備となっています。
悪路を走るなら三菱エクリプスクロスがオススメ
両車種ともに4WD車は電子制御式4WDとなっています。
ただし、エクリプスクロスには路面に応じて4WDの制御をスイッチで切り替えることができる機能があります。
CX-5に関しても路面状況に応じて自動的に制御が変化しますが、エクリプスクロスのようにモード切替ができることは路面状況によっては有利に働くでしょう。
電子制御を積極的に使う三菱と電子制御でドライバーを助けるマツダ
車の走行性能の制御にメーカーの思想が現れています。
ランサーエボリューションなどで有名な三菱が作ったエクリプスクロスは4WDシステムに“トルクベクタリング機能”を搭載しています。
これはカーブで内側のタイヤに伝わる力を減らし、逆に外側のタイヤに伝わる力を増やす機能です。
ブレーキによる制御になっているのでランサーエボリューションなどに積まれている機能よりは簡易的なものですがタイヤに伝わる力(トルク)を制御することでカーブなどでの安定性や性能を良くする機能です。
物理的に車の性能を底上げできる反面、電子制御によるものなので古典的なスポーツカーが好きな方にとっては邪道と取られることもある機能です。
それに対するマツダでは“G-ベクタリングコントロール”が搭載されています。
車を速く、綺麗に走らせるテクニックとして”荷重移動をコントロールする”という行為があります。
これは車の4つのタイヤそれぞれにかかる重量(荷重)をコントロールする行為で、例えばブレーキを踏めば前輪に荷重がかかります。
前輪に荷重がかかると前のタイヤが路面に押し付けられるため良く曲がるようになります。
逆にアクセルを踏めば後ろのタイヤに荷重がかかります。
もともとレースのテクニックなのですが、荷重による車の性能の変化は日常で普通に走っている時でも起きているのです。
それを習得するのはとても難しいのですが、それをある程度車が行ってくれるのが“G-ベクタリングコントロール”です。
もともとマツダはロードスターやRX-7などのスポーツカーを造ってきたメーカーですからそういったメーカーの姿勢が現れている機能ですね。
LEDヘッドライト
CX-5には明るいLEDヘッドライトが全車標準装備となっています。
それに対するエクリプスクロスでは“M”グレードにオプション設定、それ以外のグレードで標準装備となっています。
燃費を重視するならマツダCX-5がオススメ
マツダCX-5には燃費が良くてパワフルなディーゼルエンジンのグレードがあります。
エクリプスクロス(FF車)の15.0km/Lに対して、CX-5のディーゼルエンジン仕様(FF車)では19.0km/Lとなっています。
高速道路や峠道を頻繁に走るならマツダCX-5がオススメ
三菱エクリプスクロスは150PSのエンジンを積んだ仕様のみとなっています。
それに対するマツダCX-5では“25S”と付いているグレードにはFF車で190PS、4WD車で188PSのエンジンを積んだ仕様と、FF車4WD車ともに190PSのディーゼルエンジン仕様があります。
高速道路や峠道を頻繁に走るならパワーのあるマツダCX-5がオススメです。
深い雪の中を走る時があるなら三菱エクリプスクロス、街中なメインならCX-5がオススメ
4WDシステムに定評のある三菱。
深い雪の中などコンディションが悪い場所を走る可能性があるのなら三菱エクリプスクロスがオススメです。
街中がメインであればオシャレでパワフル、低燃費なグレードもあるCX-5がオススメでしょう。
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