三菱エクリプスクロスとマツダCX-3を比較解説していきます。
それぞれのコンセプト
三菱エクリプスクロス
”三菱らしいSUV”
スタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を併せ持った車を目標に開発されています。
マツダCX-3
”次の時代のスタンダードを創造する、先進のコンパクトクロスオーバーSUV”
これをコンセプトに次世代の標準となるべく、存在感のあるデザインや実質的な使いやすさ、マツダならではの気持ちの良い走りを目標に開発されました。
価格
三菱エクリプスクロス
2,532,600円 ~ 3,095,280円
マツダCX-3
2,106,000円~3,066,400円
車体サイズ
三菱エクリプスクロスの特徴
SUVながらクーペスタイルを持っていることが特徴です。
三菱らしくやや角ばったデザインとなっています。
さらに三菱がラリーなどで培った4WD技術を積極的に使い、舗装路面での走りにも生かすような設計となっていることも特徴でしょう。
舗装路面だけではなくオフロードも意識している設計となっています。
マツダCX-3の特徴
なんと言ってもディーゼルエンジンのグレードがあること、それとMT車が選べることでしょう。
マツダは運転して楽しい車を目標にしています。
それはCX-3でも例に漏れず、MT車を選べるだけではなく運転した際に違和感が少ない6ATが使われていることや、“エンジン”にこだわる姿勢も特徴です。
フランス車のような丸みを帯びたデザインで、オシャレな印象が強い車となっています。
両車種ともにサイド/カーテンエアバッグは標準装備
側面からの衝撃から乗員を守るサイド/カーテンエアバッグ。
両車種ともに全車標準装備となっています。
自動ブレーキは両車種ともに標準装備
自動ブレーキは両車種とも全車標準装備となっています。
ただし、両車種ともグレードによって性能の異なる自動ブレーキが付いています。
主にセンサーによる違いで、設定した車間距離を維持してくれるACC(アクティブクルーズコントロール)が付いているグレードには高速域まで対応する自動ブレーキが付いています。
三菱ではレーダークルーズコントロールシステム、マツダではマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールという装備がACCになります。
具体的には、エクリプスクロスの場合、ACCが付いているグレードの自動ブレーキ対応速度は約5km/h~約180km/hであるのに対して、付いてないグレードでの対応速度は約5km/h~約80km/hとなります。
CX-3の場合には、ACC付きの場合には約4km/h~約80km/h、ACC無しでは約4km/h~高速域まで対応した自動ブレーキになります。
4WD仕様の制御の違い
マツダCX-3では路面の状況に応じて前後の駆動力配分を電子制御できる4WDが搭載されます。
それに対する三菱エクリプスクロスでは前後の駆動力配分に加えて、積極的に左右の駆動力配分を電子制御する4WDとなっています。
マツダCX-3は明るいLEDヘッドライトが全車標準装備
夜道での安全な走行を手助けするLEDヘッドライトはマツダCX-3に全車標準装備となっています。
それに対する三菱エクリプスクロスでは“M”グレードのみハロゲンヘッドライトが標準装備で他のグレードはLEDヘッドライトが標準装備となっています。
CX-3ではエクリプスクロスより安いグレードでもLEDヘッドライトが標準装備となっているため、予算に余裕がない場合にはCX-3がオススメです。
オートワイパーとオートライトは両車種ともに全車標準装備
雨量に応じてワイパーを制御してくれるオートワイパーと明るさに応じてヘッドライトを自動点灯してくれるオートライトは両車種ともに全車標準装備となっています。
坂道や高速道路を頻繁に走るならマツダCX-3がオススメ
CX-3のガソリン車やガソリン車のみとなるエクリプスクロスも150PS程度と十分なパワーを持っています。
しかし、マツダCX-3にはパワフルで低燃費なディーゼルエンジンのモデルがあります。
パワフルさが必要な場合にはCX-3のディーゼルエンジン仕様がオススメです。
悪路を走る可能性があるなら三菱エクリプスクロスがオススメ
両車種とも4WDモデルがありますが、コンセプトの違いが制御の部分に出ています。
マツダCX-3では路面状況に応じて前後の配分を切り替えるのみとなっていますが、三菱エクリプスクロスでは4WDの制御を切り替えることができるスイッチが付いています。
グラベル(未舗装路)モードや、スノー(雪)モード、オートモードなどがあり、より悪路を意識した車になっています。
悪路を走る可能性があるなら三菱エクリプスクロスがオススメです。
三菱エクリプスクロスを選ぶなら4WDモデルがオススメ
エクリプスクロスの4WD車にはS-AWCの一部の機能としてトルクベクタリング機能があります。
これはカーブなどを走っている時に4輪独立してブレーキをかけることで駆動力を個別に制御して思ったドライバーが意図した通りに車を曲げる技術です。
ランサーエボリューションなどに使われた4WD技術ではリアデフに設けられたユニットを制御することによって後輪左右の駆動力を個別に制御していました。
その機能の簡易版となる機能です。
簡易版ですが、前輪の駆動力も左右独立して制御できることなどのメリットもあります。
デメリットとしてはブレーキが減りやすくなることや、激しい走りではブレーキが過熱する可能性が高くなることでしょう。
S-AWCを使い4WD制御を積極的に走りに活用している為、エクリプスクロスを選ぶなら4WDモデルをオススメします。
マツダCX-3を選ぶならディーゼルエンジン仕様がオススメ
ディーゼルエンジンはパワフルで低燃費。
デメリットとしては価格がやや高めなことなどがありますが、ディーゼルエンジンのパワフルさや低燃費は魅力的です。
マツダCX-3を選ぶならディーゼルエンジン仕様がオススメです。
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