トヨタカローラスポーツの特徴を解説。MT車はある?

2018年6月26日に発売されたトヨタカローラスポーツ。

どのような特徴があるのでしょうか?

 

特徴

カローラスポーツは車本来の楽しさを大切にしつつ、次世代の車に必要とされるスマートフォンとの連携やカーライフをサポートしてくれる”コネクテッドサービス”などを併せ持つ”次世代のベーシックカー”として開発されました。

トヨタの先進安全装備”Toyota Safety Sense”を全車に標準装備とするなど安全面でも”次世代のベーシックカー”というコンセプトに沿ったものとなっています。

デザイン的には最近のトヨタ車らしく少しアクの強い外観デザインとなっていますが、内装に関してはヨーロッパ車に準じた非常にセンスの良いデザインでしょう。

また、ターボ車の全グレードで6MTが選べるということでMT車好きにはとても嬉しい車種になるでしょう、

 

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価格

2,106,000円 ~ 2,689,200円

 

グレード構成

ハイブリッド車

HYBRID G“X” / HYBRID G / HYBRID G“Z”

FF、電気式CVTのみ

ターボガソリン車

G”X” / G / G”Z”

2WD(FF)車はCVT、6MTが選択可能

4WD車はCVTのみ

 

燃費

15.2km/L~30.0km/L

 

安全装備

トヨタの先進安全技術 “Toyota Safety Sense”は全車標準装備となっています。

MT車も含めて標準装備となっているところはポイントが高いですね。

さらに、サイド/カーテンエアバッグだけではなくニーエアバッグも全車標準装備です。

夜に重要なLEDヘッドライトも全車標準装備となっていてまさに次世代のベーシックカーとして十分な標準装備になっています。

AT車にはインテリジェントクリアランスソナーとリヤクロストラフィックオートブレーキがオプションで用意されています。

また、MT車に対してはクリアランスソナーとリヤクロストラフィックアラートがオプションとなっています。

AT車に対してはドライブスタートコントロールというアクセルが踏み込まれた状態で”D”または”R”にシフト操作が行われると警告表示とともにエンジンの力を制限してくれる機能が付いています。

 

Toyota Safety Senseとは?

トヨタの自動ブレーキを含む先進安全技術です。

以下の機能が含まれています。

 

プリクラッシュセーフティ

クルマや歩行者などに衝突しそうになると警告音とブレーキ制御がかかる機能です。

歩行者に関しては昼、夜共に検知可能な性能を持っていて、自転車に関しても昼には検知可能です。

一つのカメラとミリ波レーダーによって検知を行うシステムで、車両に対しては自車の速度が10km/h以上で作動、歩行者や自転車に対しては自車の速度域が10km/h~80km/hの領域で作動します。

 

レーダークルーズコントロール

ドライバーが設定した速度に合わせてクルマが自動的に速度調整をしてくれる機能と、前に車がいるときには設定した速度を上限として速度を調整して前の車との車間を一定に保ってくれる機能が合わさった機能です。

AT車の場合は後述するレーントレーシングアシストはレーダークルーズコントロール作動時に設定が可能となります。

また、AT車の場合は前の車に合わせて停止まで制御することが可能です。

MT車に関しては前の車に合わせて30km/h以上で速度調整を行います。

 

レーントレーシングアシスト(AT車のみ)

高速道路を走行している際にクルーズコントロールを作動させているときに機能を作動させるとクルマがある程度ハンドル操作をしてくれる機能です。

車線だけではなく、渋滞時など車線が見えない際にも前の車に合わせて走る機能もあります。

自動運転ではないためあくまでドライバーの操作をサポートする機能です。

クルマによるハンドル操作の範囲も限定的なものとなっていて、ドライバーはハンドルに手を添えている必要があります。

他にも車線をはみ出しそうになると警告とクルマによるハンドル操作ではみ出さないように制御をしてくれる機能も含まれます。

AT車のみに搭載されます。

 

レーンディパーチャーアラート(MT車のみ)

車線をはみ出しそうになった時に警告とクルマによるハンドル操作ではみ出さないように制御をしてくれる機能です。

MT車のみに搭載されます。

 

オートマチックハイビーム

機能を作動させてハイビームに切り替えると30km/h以上で自動的にハイビームとロービームを切り替えてくれる機能です。

主に対向車や前走車を検知して切り替えを行います。

状況によってはそれ以外の状況で切り替わってしまうこともあります。

 

ロードサインアシスト

カメラで道路標識を認識してディスプレイに表示してくれる機能です。

はみ出し通行禁止標識、車両進入禁止標識、一時停止標識、最高速度規制標識の4つを認識します。

最高速度規制を超えたスピードで走行した際に表示とブザーでお知らせする機能もあります。

 

先行車発進告知機能

正確にはToyota Safety Senseの機能ではなく付帯する機能です。

前の車が発進したことに気づかなかった際にお知らせしてくれる機能です

AT車の場合はシフトレバーが”P””R”以外でブレーキを踏んでいる際に作動します。

また、シフトレバーが”N”の位置、レーダークルーズコントロールで停止中、シフトレバーが”D”の位置でブレーキホールド中にも作動します。

MT車の場合ではシフトレバーが”R”以外の位置でブレーキを踏んで停止している際と、ブレーキホールド中に作動します。

 

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インテリジェントクリアランスソナーとは?(AT車のみにオプション設定)

インテリジェントクリアランスソナーには以下の機能が含まれます。

 

クリアランスソナー機能(MT車にもオプション設定あり)

クルマの前後に超音波センサーが付いていて、クルマが障害物に近づくと音でお知らせをしてくれる機能です。

障害物との距離に応じて音や表示が切り替わります。

 

パーキングサポートブレーキ

駐車時のような低速時に壁など障害物に近づきぶつかりそうになると自動ブレーキを作動させてくれる機能です。

また、ブレーキとアクセルの踏み間違いなどが起きた時に前や後ろに壁など障害物があるときにも自動ブレーキが作動します。

前進中、後退中ともに作動します。

MT車にはクリアランスソナー機能のみオプション設定されています。

リヤクロストラフィックオートブレーキとは?(AT車のみにオプション設定)

リヤクロストラフィックオートブレーキは以下の機能が含まれます。

 

リヤクロストラフィックアラート(MT車にもオプション設定あり)

前向き駐車状態からバックで出庫する際に後ろを通過する車両を検知して警告してくれる機能です。

ブザーやドアミラーについたインジケーターで警告してくれます。

 

パーキングサポートブレーキ

前向き駐車状態からバックで出庫する際に後ろを通過する車両と接触する危険性があるときに自動ブレーキをかけてくれる機能です。

 

ブラインドスポットモニター(MT車にもオプション設定あり)

車線変更時の安全確認をサポートしてくれる機能です。

クルマの左右斜め後ろ方向の死角の範囲に車がいる際や、死角範囲に急速に接近してくる車がいるときにはドアミラーについたインジケーターが点灯します。

ウインカー作動時の場合には点滅表示となります。

MT車にはリヤクロストラフィックアラートとブラインドスポットモニターがオプション設定されています。

 

走行性能

エンジン

ハイブリッドグレードは1.8Lエンジン+モーターを使った構成となっています。

ターボガソリングレードは1.2L直噴ターボエンジンを搭載しています。

 

トランスミッション

ターボガソリングレードではCVTもしくはiMT(6MT)が選択可能です。

ターボガソリングレードにはSuper CVT-iが搭載されており、G AI-SHIFT制御によってDレンジでスポーツモードを選択するとコーナリング前の減速度に応じてシフトダウンが行われる制御が入ります。さらに、コーナリング中にはギア比を維持することでスポーティな走行をサポートしてくれます。

さらに10速スポーツシーケンシャルシフトマチックが搭載されていて、マニュアル操作が可能となっています。

G”Z”・Gグレードにはパドルシフトが標準装備されており、G”X”グレードにはパドルシフトがオプション設定となります。

iMTは6速MTとなっており、発進操作や変速操作をアシストする機能が搭載されています。

ハイブリッドグレードはプリウスなどでおなじみの電気式CVTです。

 

足回り

Xのみスチールホイール+ホイールキャップが標準装備、他のグレードはアルミホイールが標準装備となっています。

足回りに関しては、フロントはマクファーソンストラット式、リアはダブルウィッシュボーン式です。

ハイブリッド、ガソリン共に”Z”グレードにのみAVS(アダプティブバリアブルサスペンションシステム)がオプション設定されています。

全車、ACA(アクティブコーナリングアシスト)制御が組み込まれていてコーナリング中にコーナー内側のブレーキを軽くかけることでコーナリングをアシストしてくれます。

 

その他機能

ドライブモードセレクトによってAVS装着車は5段階、非装着車は3段階から状況に応じて走りを切り替えることが可能です。

AVS装着車ではサスペンション、エンジン系統、足回り、エアコン制御の計4つ、そしてAVS非装着車ではエンジン系統、足回り、エアコン制御の計3つがモードに応じて切り替わります。

4WD車にはアクティブトルクコントロール4WDが採用されており、前輪駆動に近い状態と4WD状態を電子制御することで燃費と走行性能を両立するシステムです。

さらにサイドブレーキはスイッチ式が採用されており、ブレーキホールド機能も搭載しています。

 

AVSとは?

Adaptive Variable Suspension system(アダプティブバリアブルサスペンションシステム)の略です。

ショックアブソーバー(ダンパー)の硬さを路面状況や運転操作に応じて自動的に切り替えてくれる機能です。

安定性と乗り心地を両立することができます。

AVS非装着車ではドライブモードセレクトが”ECO” “NORMAL” “SPORT”の3段階だったものが、AVS装着車では “ECO” “COMFORT” “NORMAL” “SPORT S” “SPORT S+”の5段階になります。

 

iMTとは?

変速操作や発進操作をアシストする機能が付いたMTです。

正式名称をインテリジェントマニュアルトランスミッションといいます。

まず一つ目の機能として発進操作のアシスト機能ですが、クラッチをつなぎ始めると自動的エンジンの出力をあげてエンストをしにくくスムーズな発進をアシストします。

この機能はすべてのドライブモードで作動します。

次に変速操作をアシストする機能ですが、これは変速時に次のギアに合わせてエンジンの回転数を自動調整することによってスムーズな変速操作をアシストします。

これによってドライバーは高度なテクニックが必要な回転合わせが不要となります。

この機能はAVS非装着車では”SPORT”で、AVS装着車では”SPORT S” と”SPORT S+”モードで作動します。

 

10速スポーツシーケンシャルシフトマチックとは?

本来無段変速機であるCVT車で疑似的にギアを作り出して10段変速させるMTモードです。

シフトレバーまたはパドルシフトが付いている場合にはパドルシフトで変速が可能です。

ドライブモードセレクトでスポーツモードを選択すると変速がよりシャープに変化します。

 

オススメグレード

走りに特に思い入れがない場合にはハイブリッドグレードがオススメです。

装備内容としてはハイブリッドのG”X”グレードでも必要な装備は付いているため一番のオススメとなります。

ただし、乗り心地を求めるのであればハイブリッドのG”Z”グレードにAVSを装着することをオススメします。

また、スポーティな走りが好みの場合にはターボガソリングレードがオススメです。

ターボガソリングレードではMT仕様が選択できますし、CVT車にも10速スポーツシーケンシャルシフトマチックというMTモードが存在します。

さらにパドルシフトがターボグレードのG”Z”とGには標準装備でG”X”にはオプション設定がされていて、スポーティな走りが好きだけどMT車が苦手な方にも楽しめるクルマになっています。

その為、ターボガソリングレードではパドルシフトが付いているGグレードがオススメです。

MT車を選択する場合にはG”X”も良い選択肢になると思います。

 

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