改良型スズキ エスクードが2018年12月21日に発売されました。
今回はその特徴や改良されたポイントについて解説していきます。
スズキエスクードってどんなクルマ?
コンセプト
スズキエスクードは様々なシーンで優れた走行性能を発揮し、街乗りからアウトドアレジャーまで対応するコンパクトSUVとして開発されました。
ハンガリーで生産される車種で逆輸入車となっています。
特徴
現行型エスクードは欧州などでは “VITARA (ビターラ)” として販売されているクルマです。
SUVらしいデザインに1.4L直噴ターボエンジンと6ATを組み合わせ、駆動方式は
4つの制御モードを選択できる “ALLGRIP” 搭載の4WDのみとなります。
グレード構成も1グレードのみとなり、メーカーオプションが存在しないなどかなり割り切ったモデルになっていることも特徴でしょう。
メーカーオプションが存在しない分、装備は十分なものとなっていてサイド・カーテンエアバッグは勿論、自動ブレーキを含む予防安全装備も標準装備となっています。
グレード構成
1グレードのみとなります。
価格
2,658,960円
パワートレーン
1.4L直噴ターボエンジン + 6AT
136 PS / 5500rpm
21.4kg-m / 2100-4000rpm
燃費 (WLTC 総合 / 市街地 / 郊外 / 高速 )
16.0 / 12.1 / 16.4 / 18.3
※単位はkm/L
安全装備
1グレード構成で尚且つオプション装備が存在しないため標準状態で十分な安全装備が付いています。
エアバッグに関してはフロントは勿論サイド・カーテンエアバッグも標準装備となっているなど充実しています。
自動ブレーキを含むスズキの予防安全装備 “スズキセーフティサポート”も標準装備となっており、自動ブレーキ機能の”デュアルセンサーブレーキサポート”をはじめ充実した安全装備が標準装備されます。
エスクードの予防安全機能一覧
デュアルセンサーブレーキサポート
誤発進抑制機能
車線逸脱警報機能
車線逸脱抑制機能
ふらつき警報機能
ブラインドスポットモニター
リヤクロストラフィックアラート
ALLGRIPって何?
“ALLGRIP” とは電子制御式4WDシステムです。
“AUTO” “SPORT” “SNOW” “LOCK”この4つのモードを切り替えることができます。
電動パワーステアリングと4WDシステムの協調制御もできることから様々な状況で走行安定性を確保するシステムとなっています。
“AUTO”モード
通常はFF状態で走行します。
フロントタイヤが滑り始めた時点で後輪にもパワーを伝えます。
通常時はFF状態のため燃費が良いモードです。
“SPORT”モード
4WD状態を積極的に使うことによって直進加速や旋回性を高めるモードです。
同時にトランスミッションやトラクションコントロールの制御も変更されます。
“SNOW”モード
雪道などに最適なモードです。
トラクションコントロールによって不必要な空転も制御され、走行安定性を確保します。
“LOCK”モード
ぬかるみや雪でスタックしたときに脱出をサポートするモードです。
4輪が地面に接地している時には駆動力を前後50:50で配分します。
トラクションコントロールも制御が変更されて、タイヤが空転したときにはできるだけエンジンのパワーを絞らずに空転しているタイヤにブレーキをかけることで駆動力を他のタイヤに配分します。
このモードで60km/hを超えると”SNOW”モードに切り替わります。
改良されたポイントは?
予防安全装備とデザインの部分で改良されました。
予防安全装備ではデュアルセンサーブレーキサポートが搭載され、他にもリヤクロストラフィックアラート、ブラインドスポットモニターが標準装備されます。
デュアルセンサー
更にクルーズコントロールが全車速追従型となり、前に車がいるときには完全停止まで制御されるようになりました。(以前は40km/hまで)
外装デザインの面でもフロントグリル、フロント・リアバンパー、ホイール、テールランプのデザインが変更されています。
内装デザインに関してもシート表皮をはじめ一部改良されています。
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