今回は2014年から発売されている2代目ダイハツコペンの特徴を解説していきます。
ダイハツ コペンってどんなクルマ?
特徴
軽自動車としては珍しい2シーター+オープンの軽スポーツという設計が特徴です。
現在はホンダS660があるため2シーター+オープンの現代の軽スポーツという枠では唯一無二ではなくなりましたが、”アクティブトップ” と呼ばれるハードタイプの屋根を採用していることや、広いトランクスペースを持っていることなど実用性も兼ね備えているという面では唯一無二といって良いでしょう。
コペンには “Robe” “Cero” ” XPLAY ” という3つのバリエーションがあります。
一部外装パネルには樹脂を使っていて、交換可能となっていることも特徴です。
これはドレスフォーメーションと呼ばれ、外装パーツを変えることで “フロントがCeroでリアがRobeのコペン” や、”フロントがRobeのリアがCeroのコペン” といった個性をもったコペンにすることが可能になっています。
ただし、ドアに関しては鉄素材を使っていて交換ができないためカラーリングの変更はできません。
また、XPLAYに関してはドア付近のデザインが変更されている為、CeroやRobeとの外装パーツ交換が不可能となりドレスフォーメーション対象外となります。
コペンはMTは勿論、7速MTモード付CVTも選択可能となっています。
BBS製アルミホイールが全車オプション設定されており、MT車にはスーパーLSDがオプション設定されています。
グレード構成
Robe [ 5MT / CVT ] ( FF )
Robe S [ 5MT / CVT ] ( FF )
Cero [ 5MT / CVT ] ( FF )
Cero S [ 5MT / CVT ] ( FF )
XPLAY [ 5MT / CVT ] ( FF )
XPLAY S [ 5MT / CVT ] ( FF )
価格
Robe [ 5MT / CVT ] ( FF )
1,873,800円 / 1,852,200円
Robe S [ 5MT / CVT ] ( FF )
2,073,600円 / 2,052,000円
Cero [ 5MT / CVT ] ( FF )
1,927,800円 / 1,906,200円
Cero S [ 5MT / CVT ] ( FF )
2,127,600円 / 2,106,000円
XPLAY [ 5MT / CVT ] ( FF )
1,873,800円 / 1,852,200円
XPLAY S [ 5MT / CVT ] ( FF )
2,073,600円 / 2,052,000円
パワートレーン
全グレード共通
660CC 直列3気筒 ターボエンジン
64PS / 6400rpm
9.4kg-m / 3200rpm
燃費 ( JC08 )
5MT / CVT
22.2 / 25.2
※単位はkm/L
安全装備
フロントエアバッグやABS、VSC (横滑り防止装置)など基本装備は付いています
しかし、サイドエアバッグや予防安全装備といったものは装備できません。
このあたりは軽オープンスポーツカーという特殊性や、クルマがモデルチェンジしてから時間が経っている為仕方がない部分もあります。
また、通常オープンカーに採用されているソフトトップ ( 布地の屋根)ではなく、”アクティブトップ” と呼ばれるハードタイプの屋根を持ったオープンカーとなっている為、横転時などの安全性などは通常のオープンカーよりも向上しています。
アクティブトップって何?
オープンカーの屋根のタイプの一つで、メタルトップとも呼ばれます。
メタルトップは分割して格納可能なハードタイプの屋根です。
通常のオープンカーはソフトトップという金属製フレームに布地を張り付けたタイプの屋根が採用されています。
しかし、車上荒らしの対象になりやすかったり、横転時の安全性や静粛性などにやや難点があります。
メタルトップは金属製フレームに金属や樹脂製のパネルが付いたものとなり、ソフトトップの弱点をカバーすることが可能となっています。
ソフトトップに比べて屋根を開ける為に大きな格納スペースが必要なことや、重量が重くなることがメタルトップの欠点です。
ただし、屋根を閉めている時には格納スペースもトランクとして使える場合があり、それによって広いトランクスペースを持った車種もあります。
コペンの場合は金属製フレームに樹脂製パネルを組み合わせたものとなります。
トランクスペースが格納スペースと兼用となっている為、屋根を閉めた状態では広いトランクスペースを持ちます。
トランクスペースに屋根を格納することから、安全装置として仕切りが用意されています。
この仕切りはロールタイプになっていて引き出して定位置にセットすると屋根の開閉が可能となっています。
トランクを広く使いたい場合には仕切りを格納することで広いトランクを使用可能です。
ドレスフォーメーションって何?
コペンは樹脂製のボディ外板を採用することで交換作業を簡単にしてあります。
それによって “Cero” と “Robe” ではボディ外板を入れ替えることができるため、フロント及びリアを入れ替えることが可能になっています。
例えばフロントが”Cero”でリアが”Robe”のコペンなど個性のあるクルマにすることができます。
ただし、ドアに関しては交換できないため色を変えることはできません。
また、 “XPLAY”に関しては “Robe” や “Cero”とドアのデザインが変わってしまうためドレスフォーメーションでのデザイン入れ替えはできません。
アルティメット・スポーツパックって何?
BBS製鍛造アルミホイールとスーパーLSDのオプションセットになります。
5MT車に装備可能です。
グレードごとの特徴
Robe , Cero , XPLAYの違い
内装、外装デザインによる違いとなります。
外装ではデザイン以外にカラーリングに違いがあり、内装デザインではメーターパネルや内装配色が変わります。
また、”XPLAY” の場合は専用ホイールが用意されます。
S グレードの違い
主にビルシュタイン製ダンパーや、MOMO製ステアリング、レカロシートが装備されることが違いとなります。
ドアハンドルなどがメッキされていたり、CVT車にはパドルシフトが装備されるなどの違いもあります。
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