安全運転の基本!危険予測はどうすればいい?具体例で解説 2

予測運転の仕方を具体例とともに解説していきます。

予測運転は大切ですが、どこをどう予測すればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか?

私が普段している予測運転の一部をお見せしていきたいと思います。

今回は危険回避ではなくスムーズな運転に欠かせない先読みの仕方を解説します。

※この記事は特定のドライバーに対しての誹謗中傷を目的とするものではなく、予測運転について理解を深めてほしいという願いのもと執筆されています。

“人は誰しもミスを犯すものである”

この考え方こそが予測運転に必要な考え方なのです。

 

今回の状況1

片側2車線の道路の右側の車線を走行しています。

特に危険を感じることもなく前のクルマに続いて走っている状況です。

この状況でどのような箇所に注意するべきでしょうか?

 

注意点

  • 先の信号は青。
  • 先の流れは悪くない。
  • 自車の左には白いスポーツカーがいる。
  • 先のほうで道が右にカーブしている。
  • 左側車線の先にいる白いバンがブレーキを踏んでいる。
  • 左側車線の先にいる白いバンがブレーキを踏んだ後に自車の前の黒いワンボックスがブレーキを踏んでいる。
  • それに続いて左側の黒いバンもブレーキを踏んでいる。
  • よく見ると黒いバンがウインカーを出している。

 

 

この後どうなった?

カーブ先に駐車車両がいて左側のスポーツカーが車線変更してきました。

よく見るとワンボックスの上にトラックの屋根がはみ出ていることから駐車車両がいることは直前に確認できます。

事前にスポーツカーの車線変更が予測できたため、実際に白いスポーツカーが車線変更をする前にアクセルを離し、白いスポーツカーが安全に車線変更できる十分なスペースを確保することができました。

今回の画像では見辛いですが、実は左側の建物のガラスなどに駐車車両のハザードランプが反射しています。

実際の状況では建物やクルマ、壁などへのランプ類の反射もつかって予測の精度を上げることが可能です。

 

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ポイント

  • ブレーキランプやウインカーが意味することは減速と進路変更だけではない。
  • 建物やクルマ、壁などの反射にも注意する。

 

 

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今回の状況2

先ほどと同じように片側2車線の道路の右側の車線を走っています。

左にライトバンがいますが、速度差があり並走する時間は短いです。

 

注意点

  • 先の信号は青。
  • 他車がブレーキを踏む様子はない。
  • 左のライトバンとは速度差がある。
  • 歩道から自転車が出てきて車道の走行を開始した。 ( 順送 )

 

この後どうなった?

左側にいたトラックが右側車線へ車線変更してきました。

今回は特に車間開ける必要はありませんでしたが、自転車の存在を事前に知っておくことは他車の動きの予測に役立ちます。

 

ポイント

  • 自転車や駐車車両などの存在を頭に入れておく。
  • こういう場合には他車の死角に入らないように注意する。

 

いかがでしたでしょうか?

2つ目は自転車が非常に見辛く、あまり参考にならないかなと感じましたが状況の解説として紹介しました。

特に、今回はあまり危険性はなく、2つ目の状況は車線変更を予測しただけですが、こういった状況でもしっかり予測をすることでトレーニングになります。

それによって、より混雑した道での予測運転の手助けとなるでしょう。

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