加速時のギアチェンジはいつがいい?燃費が良くなるギアチェンジ

今回はマニュアル車の加速時におけるシフトアップタイミングについてお話していきます。

クルマのギアチェンジと一言に言っても、スポーティな走りをしている時やサーキットを走っている時、街中を走っている時など様々な状況がありますね。

しかし、基本を知っていればシフトチェンジのタイミングも感覚的に分かるようになってきます。

シフトチェンジの基本

エンジンパワーを意識する

エンジンは高い回転数になればなるほどパワーが出ます。

そこで、運転している時にエンジンの回転数とアクセルの踏み込み量に注目してみてください。

例えば、アクセルを強く踏んでいるのに加速しないときはアクセルの踏み込み量に対してエンジンの回転数が低すぎてエンジンパワーが足りてないことを意味します。

走っている時はできるだけエンジン回転数とアクセルの踏み込み量に注目して、エンジンは今の回転数でどれくらいパワーを出せるのか意識してみましょう。

 

加速力を意識する

エンジンパワーを意識することができたら、次に加速力とギアに注目してみてください。

トランスミッションはエンジンパワーと回転数の変換機です。

たとえば1速ではエンジン回転が上がる変わりにパワーが出て、5速になればエンジン回転が下がる変わりにパワーが減ります。

クルマは今のギアとエンジンの回転数によって最大加速力が変わります。

ですからどのギアでどれくらいの加速力が出せるのかを普段から意識しておくと良いでしょう。

 

この二つを意識して運転していれば自然とどのギアを使えば良いのかが見えてくると思います。

では、続いて場面ごとにどういうタイミングでシフト操作をすればよいのか解説します。

 

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ギアチェンジはいつすれば良い?

発進加速のギアチェンジ

これはその時必要な加速力に応じた操作が必要になります。

例えば、あまり加速する必要がないときには低めの回転数でシフトアップをしますし、加速力が必要なときにはもっと高い回転数まで待ってからシフトアップしていきます。

この時重要なのはアクセルの踏み込み量を意識してください。

アクセルの踏み込み量に応じてシフトアップのタイミングを決めていくと良いです。

これはクルマによってタイミングは変化するため一概には言えません。

加速時に振動がなく、十分な加速力が得られる回転数を選ぶと良いでしょう。

ただし、エンジン回転計が0からレッドゾーン(エンジン回転計の赤い部分)までの範囲の中で3分の1を超えていないような時にはアクセル全開にならないように注意してください。

すぐに壊れることはありませんが、エンジンやトランスミッション、クラッチなどに負担がかかります。

ちなみに、最大限の加速力が欲しい場合にはレッドゾーン付近までエンジンを回してからシフトアップするのが正しいです。

 

燃費を意識したギアチェンジ

燃費は普段クルマに乗っているときに大切な要素ですよね。

基本的に燃費は回転数が低いほうが燃費は良くなります。

実際にCVT車などは街乗りの時に一定速で走っているような状況で1000回転ほどに回転数を保つようになっています。

しかし、そこでで問題なるのがエンジンの振動です。

実はエンジンパワーには波があって、その波が低回転になると大きくなってしまうのです。

“MT車で低回転で無理やり加速しようとしたらクルマ全体が振動してしまった”

こんな経験はありませんか?

これは共振という現象でエンジンの振動が伝わる際に増幅されてしまった結果です。

この振動自体は加速時以外にも常にエンジンから伝わっています。

こうした振動は乗っている人にとって不快なだけではなく、トランスミッションやクラッチなどにとっても良くないことです。

ですから現代のAT車やセミAT(自動MT)車、ツインクラッチ式AT車などはこの振動を回避するために、低回転では運転手が気づかないレベルでクラッチを滑らせて対策してあるほどです。(現代のAT車は一定速で走っている時にはクラッチを繋いでトルコンが滑らないような工夫がされています)

MT車の場合クラッチを滑らすことはクルマを壊す原因ですから、ガソリン車であれば1500回転以上を、ディーゼルエンジンのクルマでも1200回転以上を保ちつつできる限り低回転になるようにしましょう。

もしご自身のクルマにシフトチェンジタイミングを教えてくれるシステムがあるのであれば、そのシステムが支持するギアで走っても問題はないでしょう。

ただし、加速するときには強い振動が出ない回転数になるように適切なシフトダウンを行ってください。

 

加速力が欲しいときのギアチェンジ

合流での加速時、強い加速が必要となる場面がありますよね。

そういった際にはエンジン回転計の0回転とレッドゾーンの中間くらいにエンジンの回転が来るようにシフトダウンを行ってください。

大抵の場合はそれで十分な加速力が得られるでしょう。

注意しなくてはいけないのはエンジン回転計がレッドゾーンを超えてしまうようなシフト操作は厳禁です。(エンジンやクラッチが壊れます)

加速力が欲しいときのギアチェンジについてはこちらの記事がオススメです。

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エンジン回転計(タコメーター)付いていない時

車種によってはエンジン回転計が付いていない車種もあります。

そういうクルマでは取り扱い説明書のシフトレバー(チェンジレバー)などの項目で各ギアのシフトダウン上限速度が書いてあるので、スピードメーターに各ギアの上限速度で印をつけるのも良い方法です。

実際に古いクルマではスピードメーターに印が付いているクルマも多くありました。

もし資金があるならば社外品の追加タコメーターを付けることも選択肢の一つです。

 

如何でしたでしょうか?

シフト操作はMT車の醍醐味であり、MTの難しいところでもあります。

しかし、これを意識することは楽しいMT車運転の第一歩です。

ご自身のクルマやドライビングスタイルに合ったシフト操作が見つかる手助けになると嬉しいです。

 

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ギアチェンジのまとめ

  • シフトタイミングはエンジンパワーとアクセルの踏み込み量に注目する。
  • 必要な加速力に応じて適切なギアを使う。
  • 燃費を意識するなら低回転が良い。
  • 低すぎる回転数はクルマに悪影響がある。
  • 強い振動はクルマに悪影響
  • エンジン回転がレッドゾーンに入らないように注意!
  • エンジン回転計が付いていなかったら取扱説明書を読む。
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