2速ギアのゴリゴリ感。
今回はその疑問と考察です。

コペンは1速から2速ギアに変速するときゴリゴリとした感触が残ったり、ゴンというシフトが同期しきっていないような音が出ることがあります。
ギア鳴きのようなギャーという音ではないのですが、機械的には褒められたものではないでしょう。
ネットなんかを見ているとシンクロが弱いという記事もでてきますが、そもそも現代のクルマに採用されているボルグワーナー式シンクロ(キー式シンクロ)は同期するまで次のギアに入ることはないはず・・・。
もしこれでシフトが重たくてなかなか入らないということならシンクロが弱いということになるんですが、ギアのゲート入口でブロックされずに次のギアに入ってしまうのはちょっと変です。
しかもシフトダウンではまずギアは鳴きませんし、しかもゲート入口でちゃんとブロックされるのです。
ただ、1速、2速へのシフトダウンは明らかに硬すぎるんですが・・・。(低回転でも)
この傾向は前車アルトワークスやその前に乗ってたミラジーノでも感じました。
シンクロの性能云々ではなく、確実に私の乗り方に何か問題があるのでしょう。
特にアルトワークスの時にはクラッチジャダーが酷くなるにつれてギアの入りが悪くなっていったのでクラッチ関係が原因だと推測できます。
たぶんコペンも同じなのではないかと。
アルトワークスはシンクロがとんでもなく強かったのでまずゴリゴリすることはなかったですけどね。
怪しいのはクラッチです。
事実、コペンも発進のさせ方次第でギアの入り方が変わってきます。
クラッチの繋がりがシビアでクラッチが繋がる瞬間に丁寧につないでもカツンと音が出たりする状態の時にギアの入りが悪いです。
そういう時は渋滞時のような軽めの半クラッチで発進するときなのでなんとなく対処法は見えてきているのですが・・・。
もうちょっと走ってみて改善されたら対処法を記事にしてみようと思います。
余談として、昔レンタカーのフィットRSに乗る機会が何度かあったのですが、とある個体を私が運転しているとなぜか4速ギアが鳴くようになったのです。
次も同じ個体のフィットRSが来たのですが、4速ギアの鳴きは全くなくなっていました。
ミッションオイルでも交換したのかと思ったのですが今思えばクラッチ操作が原因だったのでしょう。
1000回転前後で発進させていたのですが、クラッチ操作が丁寧すぎたのかもしれません。
MT車はいろんな意味で難しいですね。
とりあえずアイドリング回転で発進するのはクラッチにはよくてもトランスミッションにはよくなさそうということはわかりました。
追記:対処法が分かったので記事にしてあります。
納車時からゴリゴリとしたフィーリングが強かったコペンのトランスミッションですが、改善方法を見つけました。2022年6月改稿発進でクルマが動きだした瞬間のクラッチ操作を丁寧にした[…]