合流が怖かったら速度差を意識してみよう

合流は初心者じゃなくても緊張する場面ではないでしょうか?

今回は合流でスムーズに走るワンポイントです。

合流で大切なこと

合流は初心者にとってハードルの一つでしょう。

運転に慣れた人でも場所によっては緊張することも。

そんな難しい合流ですが、以下の二つのポイントを意識すると合流もずっと楽になります。

 

速度差を意識する

合流では速度差を意識することが大切です。

速度差を意識することで、クルマがたくさんいる時にも正確な合流ができます。

速度差が大切なのは、基本的に速度差が0ならクルマ1台分+αのスペースがあれば合流はできるからです。

逆に、距離があっても速度差があるときには加速したり、速度が速いクルマをやりすごすことでが必要になります。

 

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距離を意識する

速度差は大切ですが、勿論距離も大切です。

速度差と距離を合わせて考えることでより正確な合流ができるからです。

距離がどんなふうに近づくかで速度差もわかりやすくなりますし、より安全になるんですね。

 

以上の二つが合流で大切なポイントです。

ここからはもっと具体的な注意点についてお話していきます。

 

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合流で注意するポイント

相手にブレーキを踏ませないように合流する

これは大前提です。

相手がブレーキを踏むことを見越して合流することは追突事故の原因にもなりますし、相手にストレスをかける行為です。

よほどの理由がない限りは合流する先のクルマに減速を強いるのは避けましょう。

相手との速度差と距離を意識して、相手にブレーキを踏ませるタイミングは避けるようにしましょう。

 

ウインカーは早めに

ウインカーは合流に差し掛かる前に、しっかりと出しておきましょう。

時々合流する寸前に出す方がいますが合流される側を驚かせる結果にもなるので危険です。

基本的に合流では合流車線の始まりからウインカーを出しておくのが大切です。

 

本線の制限速度に合わせる

合流車線と本線の制限速度は違う場合が多いです。

都市高速の場合にはカーブがあったりして速度差が大きくなってしまっていることもあります。

そんな時には加速できるようになったら本線の制限速度まで一気に速度を上げることも大切です。

そうすると速度差が少なくなりますし、速度が速すぎたらブレーキを踏むだけで速度を合わせることができるので楽です。

加速するのには時間がかかりますから、適切なスピードまで事前に加速しておくのが大切なんですね。

 

本線が見えたら速度差を見る

合流する前に本線上のクルマの流れを見ることができる場合があります。

そういった場合には事前に相手との速度差を見て、速度を合わせるようにすると合流がスムーズになります。

 

相手がこちらに気づくのを待つ

交通量の多い道では相手に譲ってもらうことも大切です。

とはいえ、幅寄せしてしまうのは相手に嫌な思いをさせてしまうのでやめましょう。

車線変更にしろ合流にしろ譲ってもらう時には、ウインカーを出したまま自分の車線の中で待つようにします。

この時、相手がウインカーに気づかないこともあるので相手に圧迫感を与えないレベルで自分の車線の右端に寄るようにすると良いです。

そして、相手が譲ってくれるのを一瞬待ちます。

相手が車間を詰めてきたり、譲ってくれる意思がなさそうなら相手の後ろに入るのがよいでしょう。

 

渋滞時の合流は合流車線の一番奥まで行く

渋滞している時にはどうしても早めに合流したくなってしまうかもしれません。

しかし、早めに合流してしまうと他のクルマとタイミングが合わなくなってしまって1台おきにスムーズに合流ができなくなってしまいます。

あなたを譲ってくれたクルマも2台、3台とクルマを譲らなくちゃいけなくなってしまって迷惑がかかりますから合流の一番先端まで行ってから合流するのが大切です。

 

合流ではゆっくりとハンドルを切る

合流できるタイミングを逃したくなくて一気にハンドルを切ってスパッと合流したくなってしまうことがあるかもしれません。

しかし、合流時には中央分離帯側の車線から不注意なクルマが車線変更をしてくるかもしれません。

素早く合流してしまうとそういったクルマと事故になる可能性もありますから、合流するときにはゆっくりハンドルを切るようにしましょう。

 

死角に注意

クルマの斜め後ろの部分は車線変更で一番見落としやすい部分です。

教習所で車線変更時には目視が必要と教える理由はミラーだけでは斜め後ろの部分は見えないからです。

適切にミラー調整を行うことで見えない部分は減らせますが、完全になくすことはできません。

合流前に一瞬目視をすることで事故を避けることができます。

 

サイドミラーの調節も大事

サイドミラーの左右方向は自分のクルマがの側面が1/5程度映るように調節します。

そうすると側面にある障害物や自転車を見ることができ、尚且つ斜め後ろも良く見えるからです。

また、上下方向は地面が2/3程度映るようにしましょう。

空は運転で大切ではないですから、地面が見えるような調整のほうが適切です。

 

速度差を見る時のコツ

相手との速度差を見るのは運転の中でも難しい部分です。

速度差をみるときには距離感がどんなふうに変化するのかという部分に着目しましょう。

例えば、相手の速度が速ければ一瞬で距離感が縮まりますよね。

逆に相手の速度が遅ければ距離感がなかなか縮まなくなります。

そんな風に距離感がどういう風に変化するのかを見て、どれくらいの時間で自分のところに近づくのかを認識しましょう。

勿論、その時には相手との距離を正しく把握することも大切です。

 

クルマによって距離感は変わる

クルマのサイドミラーというのはミラー表面の形状によって見え方が変わります。

ドイツ車などの場合には死角を減らすためにサイドミラーで広い範囲が見えるような形状になっています。

その反面、ミラーではクルマが小さく見えるので距離を見間違いやすいです。

クルマを乗り換えた時には見え方が違うのを意識しましょう。

 

小さいクルマは遠くに見える

事故の原因になりがちなのが距離感を見間違えることです。

基本的にトラックのように大きいクルマは近くに見え、バイクのように小さい乗り物は遠くに見えます。

クルマのサイズによっても距離感を見間違いやすく、背が低く小さいクルマは見間違いしやすいです。

 

安全第一

どんな場合でも”まぁいいか”という考え方は事故の元です。

迷ってしまった時こそ相手との速度差を考えて一番安全な方法をとるべきです。

条件によっては止まるしかないときなんかもあると思います。

とはいえ、高速道路の合流などの場合には止まってしまうと追突の危険がありますから、早め早めに流れを見て速度を合わせることが大切でしょう。

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