低速で走っている時にガクガクすることありますよね。
そんな時にどうすればよいのか、原因などについても書いていきます。
1速ギアでガクガクしてしまう原因
1速ギアでガクガクするのはエンジンブレーキが原因です。
1速ギアはパワーのあるギアなのでエンジンブレーキも強力なんですね。
アクセルの動きに対してエンジンブレーキがしっかりかかってしまうのでガクガクしてしまいます。
軽自動車のようにエンジンの小さいクルマではA/C(エアコンディショナー)オンの状態だとA/Cの制御によってクルマがガクガクすることもあります。
対処法
アクセルを丁寧に動かす
1速ギアでガクガクしないためには丁寧にアクセルペダルを操作するのが大切です。
エンジンブレーキが原因ですから、アクセルペダルを使ってエンジンブレーキを丁寧にコントロールしてあげるということですね。
びっくりするくらい丁寧に動かしてあげないとガクガクさせないようにするのは難しいです。
クラッチペダルを踏んでしまう
これが一番簡単です。
クラッチペダルを踏んでしまえばエンジンブレーキは伝わらなくなるからです。
速度によってはそのまま2速ギアに入れても良いですし、速度が低ければ1速のままでもよいでしょう。
再び加速するときにはアクセルペダルを使ってエンジン回転を合わせてあげないとガクッとショックが起きてしまいますから注意しましょう。
A/Cをオフにする
アクセルペダルを一定にしているのにガクガクする場合にはA/Cが悪さをしている可能性が高いです。
そういう時にはA/Cをオフにするかクラッチペダルを踏むしか対処法はありません。
A/Cをオフにすることのメリットについてはこちらの記事もオススメです。
ガクガクし始めたら止まらない
1速ギアで一瞬でもガクガクし始めるとアクセルペダルでは制御できなくなってしまいます。
クラッチペダルを踏む以外に対処法がないんですね。
もし1速ギアでガクガクし始めたらアクセルペダルで何とかしようとは思わずにクラッチペダルを踏むことが大切です。
1速ギアのエンジンブレーキは使わないほうが良い
基本的に1速ギアでのエンジンブレーキは使わないほうが良いでしょう。
エンジンブレーキが強すぎるので追突されるリスクがありますし、運転する際にも非常にシビアで扱いにくいからです。
渋滞なんかで低速で走るときには早めに2速ギアに入れてしまうのも一つの手でしょう。
1速ギアの使用は最小限にすると乗りやすい
1速ギアというのは発進に適したギアです。
加速力が必要なときには1速ギアでしっかりと加速する必要がありますが、渋滞など低速で走るときには1速ギアは発進時に使うだけで十分です。
1速ギアは早めに2速ギアに入れてしまうか、減速するときにはクラッチペダルを踏んでエンジンブレーキが効かないようにするのが大切です。
ただ、渋滞時に1速ギアを適切に使えると半クラッチの使用頻度が減りますから、半クラッチを使わないで済むように2速ギアへのシフトアップタイミングなどを決めると良いでしょう。