コペンにハイオク入れてみた

コペンは諸元表ではレギュラーガソリン指定になっていますが、ハイオクガソリンを入れると効果はあるのでしょうか?

レギュラーとハイオク

レギュラーガソリンとハイオクガソリンはオクタン価が違います。

ハイオクガソリンのほうがオクタン価が高いのですが、オクタン価が高いと異常燃焼が起きにくくなるんです。

ハイオクガソリンが指定燃料になっているクルマではエンジン内部が過酷な状況になりやすいので異常燃焼を避けるためにハイオクガソリンを指定しているんですね。

ハイオクガソリン指定のクルマにレギュラーガソリンを入れるとパワーが落ちたり、急な坂道などを連続して登っているとエンジンが故障することもあります。

しかし、レギュラーガソリン指定のクルマにハイオクを入れた場合はどうなるのでしょうか?

 

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レギュラーガソリン指定のクルマにハイオクガソリンを入れるとどうなる?

これはクルマによって効果にばらつきがあります。

まず、レギュラーガソリン指定なのでレギュラーガソリンを入れていれば何の問題もなく動きます。

そもそもレギュラーガソリンに向けてエンジンを設計しているのですから問題が起きることは基本的にはないんですね。

ところが、最近のエンジンというのは燃費を少しでも良くするためにギリギリの設計をしてあるんです。

レギュラーガソリンでギリギリになるように設計してあるので条件によってはレギュラーガソリンでも不十分なときがあります。

そんな時にはコンピュータがガソリンに点火するタイミングなどを制御して問題が起きないようにしてくれています。

できるだけ突き詰めた設計をしているわけですから、ある程度の調整幅があるんですね。

そんな時にハイオクガソリンを入れるとレギュラーガソリンで足りなかった分、パワーなどが上がる場面があります。

勿論、ハイオクガソリンに合わせて専用設計したクルマよりは効果は少ないですが。

パワーが上がると言っても馬力よりもトルクが部分的に上がるようなイメージでしょうか。

 

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コペンにハイオクを入れると

トルクが違う

真夏の40度の東京都23区の街中というかなり過酷な条件なので効果は大きかったです。

純正オプションのHKSスポーツマフラーが入っているので純正状態より低回転のトルクが低いのもあると思いますが、発進直後のトルク感が全くちがって1000回転~2000回転くらいのトルクが劇的に上がりました。

今まではA/Cを入れた状態できつめの坂道発進だと2000回転近くまで回さないとスムーズな発進ができないこともありましたが、ハイオクを入れてから同じ坂でも1500回転も回せば十分スムーズに発進できるようになったんですね。

平地での発進においてもレギュラーの時には1000回転で発進しようとするとエンジンが失速気味になっていたのが、ハイオクにしてからは1000回転での発進でもアクセルペダルを踏めばちゃんとエンジンが反応します。

それ以上の領域でもパワーがしっかりと付いてきて、2500回転~3500回転くらいのトルクも少ししっかりした印象です。

街中ではかなり運転しやすくなりました。

ちなみにアルトワークスの時には1000回転付近のトルクは逆に下がったので車種によって効果の出方は違います。

その代わり5500回転付近のトルクの落ち込みが少し減った記憶がありますが。

 

燃費が悪化した

これは予想外でした。

条件をそろえていないので確実ではありませんが、リッター1キロくらいは悪化しています。

ただ、なんとなく理由は分かっていてトルクがでたのでその分、低回転での加速が増えたからでしょう。

レギュラーガソリンの時にも2000回転以下で加速させる場面が増えると燃費が悪化する傾向にあったので、低回転のノッキングしやすい状況では燃料がかなり濃くなるのでは?と予測してます。

ハイオクにしてからは2000回転以下のトルクがしっかりしたので、その領域でアクセルペダルを踏みすぎなのかもしれません。

アルトワークスの時もそうでしたがターボは低回転からそれなりに回っているようなので、できるだけターボを使わないで済む領域使ってあげれば燃費は改善するかもしれませんね。

 

コペンにハイオクはありなのか

冬場にどれほど効果があるかはわかりませんが、少なくとも夏場に関してはかなり走りやすくなっています。

コペンのエンジンはスズキなんかに比べるとトルクが細く、車体も重いですからちょっとしたトルクの違いでも効果が大きく感じます。

勿論、レギュラーのままでも発進時に高めのエンジン回転数で半クラッチをすれば通勤時間帯のような素早い加速が多い時間帯でも問題はないですし、トルク不足を感じるのもアクセルを強く踏む場面だけですから走らせる状況によってはあまり必要性はないかもしれません。

ただ、夏場の暑い日に少し混雑した道で1速ギアを使うには速度が高すぎて、2速ギアだとエンジン回転数が少し低いような場面ではハイオクの効果はかなり感じます。

CVT車でどの程度効果が出るかはわかりませんが、MT車であれば運転は楽になりますね。

あとは価格差分の効果があるかどうかですが、運転のしやすさや気持ちよさをどこまで重視するかだと思います。

気になったら1度はハイオクを入れてみて効果を確かめてみても良いと思います。

その時にはガソリンを4分の1以下まで減らしてからハイオクを入れてあげたほうが効果はわかりやすいでしょう。

 

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