MT車で燃費走行する時の注意点。エンジン回転数は低いほうが良い?

マニュアル車で燃費を意識した走りをする時に注意するべきことについてです。

MT車で燃費走行する時にはエンジンの振動に注意

MT車で燃費走行をする時にはエンジンの振動に注意する必要があります。

エンジンの振動というのは乗り心地にも悪影響がありますが、実はクルマそのものにも悪影響があるんです。

一番影響が大きいのは駆動系で、クラッチやMT本体などに大きな影響が出てしまいます。

エンジンの振動によってギアチェンジが上手く行かなくなったり、ギア鳴き・異音などの原因にもなるんですね。

そうした理由があるので、燃費走行をする時にはエンジンの振動に注意する必要があるんです。

 

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MT車で燃費を良くする運転方法

MT車で燃費を良くするためには、まずはエンジンブレーキを使い切ることが大切です。

エンジンブレーキがかかっている時には燃料を全く使わずに走ることができるからです。

とはいえ、シフトダウンをする必要はなく止まる時にクラッチペダルを踏まずに減速するだけで十分です。

どこまでクラッチペダルを踏まずに減速するかというのは2速ギアで減速していったときにエンジンブレーキが弱くなる回転数が目安になります。

エンジンブレーキが弱くなるのは燃料カットが無くなったり弱くなったりした証拠なので、エンジンブレーキが弱くなったエンジン回転数から先はエンジンブレーキを使うメリットが小さくなるんですね。

クルマにもよりますが、大体1000回転~1500回転前後が目安でしょう。

また、走行中にはできるだけ低いエンジン回転数で走らせることも大切です。

エンジンの効率が良いのは最大トルクが出るエンジン回転数ですが、燃費を考えた時にはエンジン回転数が低いほうが良いんです。

最近のAT車がMT車よりも燃費が良いのはMT車よりも低いエンジン回転数で走らせることができるから、なんですね。

ただし、加速時や坂道などパワーが必要な場面では低いエンジン回転数でアクセルペダルを深く踏み込むとエンジンの効率が落ちてしまって燃費が悪くなってしまうことがあります。

加速するときにはエンジンが苦しくならない程度のエンジン回転数にすることも大切なんですね。

 

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燃費走行をする時の注意点

燃費走行をする時にはエンジン回転数が低くなりすぎないように注意しましょう。

低いエンジン回転数で走らせると燃費が良くなる半面、エンジンの振動が増えてしまうんです。

エンジンの振動はクラッチ板を通してMT本体に伝わります。

自動車メーカーはクラッチ板などにバネを付けることでエンジンの振動を弱くするようにしていますが、それでも完全に振動を消すことはできません。

エンジンからの振動がMTに伝わるとシンクロに悪影響があり、ギアが入りにくくなってしまったり最悪の場合にはシンクロが摩耗してギア鳴きなどの原因にも。

また、クラッチ板などに付いているバネも振動が大きすぎると壊れたり異音の原因になることがあります。

そういった理由があるのでエンジン回転数を低くしすぎるのは良くないんですね。

 

目安は振動

エンジン回転数の目安は車体に伝わる振動です。

車体全体がダダダっと振動するようなエンジン回転数を使うのは絶対にやめましょう。

車体が振動しているということはクラッチ周りのバネが振動を抑えきれていない証拠だからです。

基本的には振動が大きくなるエンジン回転数を避けて、出来れば多少余裕を持ったエンジン回転数で走ったほうがMT本体に優しい運転になります。

特に、最近のクルマは低回転のトルクが大きいので今までよりも低いエンジン回転数で走れてしまうのですがあまりに低いエンジン回転数で走らせると故障の原因になるので注意しましょう。

 

AT車のようなエンジン回転数はダメ

最近のAT車はすごく低いエンジン回転数で走行することができます。

元々ATはMTよりも効率が悪く、燃費も悪くなるはずなのですがエンジン回転数を低く保つことで低燃費を実現しているんです。

CVT車やAT車はトルクコンバーターというエンジンの力をオイルで伝える構造を持ったものが多いのですが、オイルだけでエンジンの力を伝えると燃費が悪くなってしまいます。

そこで、ロックアップクラッチというのを使って物理的に繋いでしまうことで燃費を良くしています。

しかし、ロックアップクラッチを使うとMT車と同様にエンジンの振動がAT本体に伝わってしまって良くない影響があるので、低いエンジン回転数ではほんの少しだけ半クラッチ状態を作って振動を減らしているんです。

半クラッチ状態はクラッチ板を摩耗させる原因ですが、AT車の場合にはしっかりとコントロールされているので問題にはならないんです。

実はDCTやAGSなどMTベースのAT車でも低回転の時に半クラッチ状態にする制御は使われています。

そうした理由があるので、AT車は低いエンジン回転数で走ることができるんですね。

ところが、MT車の場合には人間がクラッチ操作をしていて電子制御をすることもできないのでAT車と同じようなエンジン回転数で走らせるのはダメなんです。

 

加速時は適切にシフトダウンすることが大切

加速時にはエンジン内部で爆発力が強くなるので振動が大きくなりがちです。

そこで、MT車の場合にはエンジンの振動を減らすためにシフトダウンをすることも大切なんです。

アクセルペダルを深く踏めば加速できるエンジン回転数でも、エンジンの振動を感じるのであればシフトダウンするようにしましょう。

特に最近のクルマは低回転でもしっかりとパワーのあるエンジンが多いので、低いエンジン回転数からでも十分加速できる代わりにエンジンの振動が大きくなっているので注意が必要です。

 

 

MT車で燃費走行する時の注意点

  • 振動が大きいエンジン回転数で走らないように注意する
  • エンジンの振動が大きいときにはシフトダウンする

 

 

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