過去に読んだことのあるドライビングテクニック本について紹介していきます。
定番は新ハイスピード・ドライビング
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ドライビングテクニック本の定番としては故ポールフレール氏(通称PF先生)の”新ハイスピードドライビング”が有名です。
日本ではカーグラフィック、海外ではRoad&Trackなどの雑誌に寄稿していたモータージャーナリストです。
マツダやホンダ、ポルシェなどとも親交が深く、試作車のテストやタイヤのテストなど雑誌のみならず自動車メーカーからも信頼されていました。
PF先生は1950年代にはF1にも参戦したことのあり、レーシングドライバーとしても活動していたことがあるジャーナリストなんです。
そんなPF先生が書いた新ハイスピードドライビングはドライビングポジションなど基本的なテクニックは勿論、タイヤのスリップアングルやスライドアングルなどクルマのスポーツドライビングに必要な知識を網羅しているのが特徴です。
かなり定番の本で、クルマの走らせ方を理解したい方や、スポーツドライビングに興味がある方にオススメのドラテク本です。
この本はハイスピード・ドライビングと新ハイスピード・ドライビングがあり、新ハイスピードドライビングのほうが現代のクルマに合わせた内容になっています。
はしるまがるとまる―もっと楽しいクルマの運転
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同じポールフレール氏が書いた本ですが、より一般道でのドライビングに限った内容が書かれています。
新ハイスピード・ドライビングでは一般道で役に立つ内容よりもスポーツドライビングで役に立つ内容が多めでしたが、こちらはもっと一般道で役立つ内容が多くなっています。
クルマを維持する上で大切なことも書かれており、内容としてライトですが入門書としては良い本でしょう。
ドライビング・メカニズム/新ドライビング・メカニズム
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こちらはレーシングドライバー黒沢元治氏の本です。
ポール・フレール氏の本と方向性は近いのですがポール・フレール氏の本がクルマの動きを理論で説明しているのに対して、黒沢元治氏は人とクルマの繋がりをメインに説明しています。
サーキット走行などスポーツドライビングをメインに、人間の反応速度や考え方などクルマの運転で影響が出やすい部分を説明しているのでポール・フレール氏の本とはまた違った観点から読むことができる本でしょう。
SPEED SECRETS
Speed Secrets: Professional Race Driving Techniques (English Edition) 新品価格 |
こちらは英語で書かれた洋書で日本語翻訳はされていません。
Ross Bentley氏が書いた本で、スポーツドライビングというよりもサーキット走行やレースをメインに書かれた本です。
海外ではかなり定番の本で様々なバージョンが出版されています。
サーキット走行をするのであれば新ハイスピードドライビングと合わせて読んでおきたい本でしょう。