今回は2019年12月に生産終了が発表されたマークXがなぜオススメなのか紹介してみました。
トヨタマークXの特徴
トヨタマークXは2004年にマークⅡの後継車種として登場しました。
トヨタの中型セダンでクラウンよりも低価格、かつ若い人でも買いやすいスポーティな印象が強い車種です。
そのマークXも2019年12月で生産終了となりその歴史に幕を閉じることが確定となりました。
クラウン自体がスポーツセダン寄りになったことや、コンパクトカーがファミリーカーとして十分な大きさとなったことでセダンの人気がなくなったことなど様々な要因が考えれます。
しかし、トヨタを支えてきた車種の一つだけにその魅力は色褪せません。
今マークXを買っておくべき理由
- 伸びのある自然吸気エンジン
- FR(後輪駆動)レイアウト
- キレのあるデザイン
- 買いやすい価格
伸びのある自然吸気エンジン
これから先、燃費や排ガス規制を考えればエンジンはターボチャージャー付かハイブリッドシステム付の物ばかりになっていきます。
確かに最新のターボチャージャー付エンジンやハイブリッドシステム付きエンジンは燃費が良く街中でも扱いやすいエンジンです。
しかし、自然吸気エンジンの伸びがあり自然なトルクで伸びのある加速には捨てがたい魅力があります。
その魅力を新車で味わえるのはモデル末期のマークXだからこそです。
FR(後輪駆動)レイアウト
近年のクルマは燃費を良くしたり、室内空間を広くしたり、製造コストを下げるためにFF(前輪駆動)車がほとんどです。
実はFR車が多かったのはパワフルなクルマの場合、FF車では十分な安定性を確保できなかったという理由があります。
しかし、コンピュータ技術の進歩によってFF車であってもパワフルにすることができる今、FR車にこだわる必要性はスポーツカー以外にはありません。
FF車にしてコストを下げればその分装備にお金をかけられますし、室内空間も広くできるのですから。
しかし、FR車の魅力はハンドル操作をするタイヤである”前輪”と駆動をするタイヤである”後輪”といった風にタイヤが役割分担することでクルマの走りの中の雑味が減ることです。
無駄があるからこそ生まれるFR車らしい走りを比較的低価格で味わえるのもマークXならではでしょう。
キレのあるデザイン
後輪駆動のセダンという点ではクラウンやレクサスISといった車種も選択肢に入ります。
しかし、共に価格が高いためデザインは比較的控えめなものになっています。
それに比べるとマークXは価格が安く対象とするユーザー層が異なるためよりキレのあるデザインとなっています。
欧州車のような洗練されたデザインとは少し違いますが、日本車らしい味が残ったキレのあるデザインもマークXの魅力でしょう。
買いやすい価格
FRのスポーティなセダンといえばBMW3シリーズですが、その価格は最低でも450万円からと非常に高価格になっています。
しかし、マークXはキレのあるデザインを持ちながらも270万円から購入することができるセダンです。
さらに、価格だけではなく自然吸気エンジンを積んだFRセダンという希少な特徴を持つマークXを買うチャンスは今年が最後です。
マークXのデメリット
勿論、モデル末期のクルマを買う場合にはデメリットも存在します。
マークXの場合にはレーダークルーズコントロールが付いています。
これは設定した速度に合わせてブレーキやアクセルを操作してくれるクルーズコントロールの機能に加えて、前に車がいる時には車間距離を保つように速度を落としてくれる機能を組み合わせたものです。
最新のものでは停止まで行ってくれるものが多い中、マークXでは自車の速度が40km/h以下になると自動解除されてしまいます。
こういった部分に設計の古さが出ています。
まとめ
2019年12月で生産終了となるマークX。
有終の美を飾るべく特別仕様車も投入され、より一層魅力が際立つものとなっています。
今後は電気自動車、ハイブリッド車が主流となることも予想されていてこのような古典的なスポーツセダンが登場することはないでしょう。
MT車と同様に自然吸気FRセダンを味わうのは今が最後かもしれませんね。
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