MT車でバックギアに入らないのはなぜ?

バックギアに入らないこと、ありませんか?

 

MT車でバックギアに入らないことはよくあること

実は新車でもバックギアに入りにくいことは多々あります。

MTはその構造上、条件によってはギアの頂点同士がぶつかってギアが入らないことがあります。

これは故障ではなく、MTとしては当たり前のことなんですね。

基本的に1速やRギアなど低いギアほどひっかかる機会は多くなります。

場合によってはシンクロが強すぎてギアが入らなくなってしまうことも。

車種によってはRギアにシンクロがない車種もありますからその場合にはちょっとしたコツが必要です。

 

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Rギアに入れるコツ

スピードが速いときにRギアに入れない

ある程度スピードが出ている時にRギアに入れたりするとRギアのシンクロに負担がかかります。

Rギア専用のシンクロがある場合にはRギアに入りにくくなるだけですが、車種によっては他のギアと兼用のシンクロを使っている場合があります。

そうすると無駄に他のギアのシンクロを減らすことになりますから、シフトは十分速度が落ちて出来れば止まっている時にするようにしましょう。

また、軽自動車などの場合にはRギアにシンクロがないことがあります。

そういったクルマでは動いている時にRギアに入れるとギア鳴きを起こすことがあります。

 

Nから直接Rギアに入れる時はクラッチペダルを踏んで一瞬待つ

Nの時にはMT内部でギアが高速回転しています。

クラッチペダルを踏んですぐにギアを入れてしまうとRギアにシンクロがないクルマではギア同士の回転が合わないのでギア鳴きを起こします。(ギャという音です)

シンクロが付いているクルマでもシンクロの摩耗は進みますから、Rギアに入れる時にはクラッチペダルを踏んでから3秒程度待ってから入れるようにすると良いでしょう。

Rギアにシンクロがないクルマで急いでRギアに入れたいときにはクラッチペダルを踏んだ後、一瞬だけ1速ギアに押し当ててからRギアに入れるとギア鳴きせずにRギアに入れることができます。

 

前進ギアから直接Rギアに入れる

前進ギアに入っている時には前進ギアに合わせてすべてのギアが回転しています。

つまり、前進ギアに入った状態で止まればRギアも止まっているということになります。

Rギアのシンクロを痛めることもありませんし、Rギアにシンクロがなくてもギア鳴きを起こすことはないでしょう。

 

ブレーキを緩めてからRギアに入れる

これはRギアに頻繁に引っかかってしまうクルマのテクニックで、ブレーキを緩めるとかすかな傾斜などによってクルマが軽く動く場合があります。

そうするとクルマがほんの少し動いているので例えギアが引っかかったとしてもギアがほんの少し回転することで引っかかりが解消されてRギアに入りやすくなります。

坂道だとクルマが動きすぎてギア鳴きの原因になってしまいますから、そういった場所ではほんの少しクルマが転がるくらいに抑えておくとギアに優しいです。

 

Rギアに入りやすくなるギアに入れてからRギアに入れる

Rギアに入らないのはギア同士の位置関係が原因です。

ギアの位置関係はNからRギアに入れる場合だとギアの回転が止まったタイミング次第になってしまいますが、他のギアから直接入れる場合にはRギアの前に使ったギアに合わせた位置関係になっています。

つまり、1速ギアからRに入れると入りにくい場合でも、2速ギアからRに入れると入りやすい場合があるということですね。

これはクルマによって違うので、Rギアに入らなかった場合には他の前進ギアに入れてからRギアに入れてみて、Rギアに入りやすくなるギアを探すと良いでしょう。

 

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クラッチの状態が原因の場合も

ギアが引っかかりやすい場合にはクラッチ板の状態が新車時から変化してしまっていることがあります。

クラッチジャダー(半クラッチでクルマがガタガタする症状)が出ているクラッチ板の場合には1速やRギアに入らない症状が頻発するようになります。

クラッチジャダーが出ていない場合でも、1速やRギアに入りにくい症状が出ている場合にはクラッチ板の表面状態が悪くなっている可能性が高いです。

この場合、クラッチの使い方を工夫することで改善することが可能です。

その方法についてはこちら↓

クラッチ板の状態を改善する方法

 

すぐに修理が必要な場合も

バックギアに入らないことはよくあることだと説明しましたが、症状によっては故障の場合もあります。

もし、クラッチ板が壊れているとMT自体が正常でもギアが入らないことがあります。

例えクラッチ板が原因であっても、無理やりシフト操作をしているとMT自体を壊して修理費が高額になってしまいますので、以下のような症状があったならすぐに修理が必要です。

 

停止時にすべてのギアに入らない

停止時にRギアに入らなくても、いずれかのギアにはスムーズに入るのが正常です。

ですから、停止時にすべてのギアに入らない時にはクラッチなどが故障している可能性があります。

ただし、シンクロの強さによっては一時的に入りにくい場合などもありますので、見分け方としては、全く入らない症状が常に発生する場合には修理が必要です。

 

Rギアに入れる時に常にギア鳴きする

Rギアにシンクロが付いていなかった場合、使い方によってギア鳴きが発生するのは正常です。

しかし、Nでクラッチペダルを踏んで5秒以上待ってからRギアに入れてもギア鳴きするのは異常です。

その場合には修理が必要な可能性が高いです。

 

上記の症状があったら早めに修理工場に相談を

トランスミッションの修理は特に高額になるので、クラッチ板が原因であるならば早めの診断が大切です。

上記の症状が常に発生しているならば、一度整備工場に相談するのが良いでしょう。

もし整備工場探しに不安があるならグーピットがオススメです。

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メールでの問い合わせもできますから、心配な症状があったら整備工場に問い合わせてみるのも良いでしょう。

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