上手なブレーキの踏み方とは?ブレーキ操作の4つのポイント

“走る”の次は”止まる”について書いてみましょう。
今回はブレーキペダルの操作偏です。
重要なポイントを見てみましょう。

<重要なポイント>
1.じわっと踏む
2.じわっと戻す
3.できるだけ一定で踏む。
4.急ブレーキが必要なときは蹴飛ばすように踏む。

 

1.”じわっと踏む”

基本的にアクセル操作の項目で書いたことと同じです。
クルマが減速体制に入るためにはそのための時間が必要で、できるだけゆっくりブレーキを踏んであげれば快適性は上がります。
ただし、あまりゆっくりやりすぎるとブレーキランプが点いてからしばらくたってもどんどん減速が強くなっていくことになり、後ろの車がどれくらいのブレーキペダルを踏めばいいのかわかりにくいため追突されるリスクが増えます。
そのため、ブレーキに関しては特に、”快適な限りできるだけ早く”が重要です。
それから最初ゆるゆる、最後にキュッっていう止まり方より、最初に強めで最後はゆるゆるとかけたほうが追突のリスクが減ります。

 

2.”じわっと戻す”

これはすごく重要なのですが、ブレーキ操作で戻す方を意識されてない方というのは以外と多いです。
安全性という面では重要ではないのですが、快適性ではすごく重要な項目です。
減速していた途中で前の車が加速し始めたりしたときにはブレーキをかけた状態から加速状態まで移りますよね?
そのときにブレーキをぱっと離せば当然車は一気に減速状態から開放されます。
本当に緩いブレーキならあまり影響はないですが、通常のブレーキでは意外と強めの衝撃です。
それを適切な時間をかけてあげることでできるだけ”角を丸くして”あげるのです。
それ以外にもAT車では発進するときにブレーキをぱっと戻すとちょっとカクッとクルマが加速してしまいます。
そのときにもブレーキをじわっと戻してあげると同乗者にとってはすごくいいことです。

 

3.”できるだけ一定で踏む。

これも快適性と安全性の面から書いて見ましょう。
快適性ではブレーキを一定で踏むことによって、クルマが前後にゆすられるのを防ぐためです。
そうすることによって同乗者にとってはとても快適になるでしょう。
次に安全性の面です。
まず、一定で踏むことで後続車にとって前の車がどれくらい減速するかを予測しやすいという重要なポイントがあります。
そして次に、自分も普段から減速を意識することでどれくらいペダルを踏めば目標で止めることができるかを予測しやすくなるということです。
これはとても重要で滑りやすい路面ではいつもよりどれくらい手前からペダルを踏めば良いかを予測しやすくなりますし、前の車が急に止まったときもどれくらい強いブレーキを踏めば良いかも予測しやすくなります。
特に急ブレーキのときが重要で、前の車が急ブレーキを踏んだからといって普通に止まれるのに自分も急ブレーキをかければ追突のリスクが増えるだけです。
その際にも予測ができれば必要最低限でブレーキを掛けることができるのです。

 

4.”急ブレーキが必要なときは蹴飛ばすように踏む。”

実は急ブレーキも難しいんです。
これは普段掛けない強いブレーキだからこそ、あせったときに怖くて掛けられなかったり、急ブレーキ掛けたつもりでもまだ踏み込みが足りない場合があるのです。
だからこそ、本当にぶつかりそうなときは蹴飛ばすように踏み込むのが一番です。
最近の車は電子制御によってブレーキを強く踏んでもタイヤがロックしないようになってます。
ですから強く踏んだとしても車が回ってしまったり、不安定になることはないのです。
電子制御がないクルマでの急ブレーキはちょっと違い長くなるのでまた別に機会に。
強くブレーキを踏むには練習が必要ですから、止まってるときに思いっきり踏み込む練習をしてみましょう。
実は高速域などでは適切な時間かけて踏んであげることでより短く止まれる場合もあるのですが、ちょっと難しい話なのでそれもまたの機会に。

ブレーキ操作は目的によって色々な踏み方がある操作です。
その場面に応じた踏み方、踏み込み量が重要で、常に意識してあげることがより上手な運転への第一歩となります。
また、いつかサーキットを走ってみたいなんていう方もしっかり日常からブレーキ操作を意識してみてください。
そうすることでサーキットでの繊細なブレーキ操作の基礎練習ができるのです。

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