車間距離が開いているからと、大型トラックの前に入ること、ありますよね。
ですがその行為、危険なタイミングがあります。
当然、車線変更は必要な行為ですから、入ってはいけないということではありません。
注意しなくてはいけないのは、大型トラックが減速中、もしくは先で減速が必要なことが分かっているときです。
大型トラックは乗用車より停めにくいことは想像しやすいですね。
また、大型トラックは強いブレーキを掛けられない場合もあります。
理由は単純で、荷物が崩れる可能性があるからです。
大き目のダンボールをトランク、もしくは後ろの席に2段に積んでみれば分かるかと思いますが、意外と簡単に崩れます。
荷物を沢山積んでいるトラックであれば、ブレーキのかけ方が難しいことは想像しやすいでしょう。
ですからトラックはとても手前からゆっくりブレーキを掛けていきます。
そうすると乗用車より早くからブレーキを掛けますから必然的に停止前に車間距離が開きます。
そして車間距離が開いているからと乗用車がその距離に入ってしまうとどうなるでしょう?
ブレーキを強く掛けなくちゃいけなくなりますよね。
当然荷物が崩れる可能性が出てきてしまいます。
トラックドライバーとしてはとんでもない迷惑で危険な行為に感じることでしょう。
ですから、車間距離が開いていたとしても、すぐに減速することが分かっている時には絶対にトラックの前には入らないことが重要です。
また、信号で止まる場合にも、トラックが後ろにいる場合にはできるだけ緩やかに止まることを心がけることも重要です。
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