自動ブレーキの警告音はなぜなるの?

メジャーになってきた自動ブレーキですが警告音の理由、ご存じですか?

 

ブレーキが働く前に

自動ブレーキ、作動させたことがない方も多いのではないでしょうか?

本来ぶつかりそうなときに作動するものなので、作動しないことはいいことですよね。

ただ、自動ブレーキ自体は作動させたことがなくても警告音だけは聞いたことのある方も多いかもしれません。

基本的に自動ブレーキは警告音が最初に鳴るんです。

警告音が鳴った際には警告表示も現れ、視覚と聴覚両方に警告するようになっています。

 

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自動ブレーキが作動すると・・・

自動ブレーキが作動すると以下のように動作します。

警告

音や表示によって警告を行います。

実際に自動ブレーキが作動する一歩手前に警告されます。

作動する距離やタイミングはメーカーごと、車種ごとに違います。

また、その時の速度や運転手の操作によっても警告のタイミングは変わります。

 

ブレーキ

衝突の危険性が高まるとブレーキが作動します。

対象物との速度差が対応できる範囲であればぶつかる前に停止できますが、それを超えると被害を軽減するのみとなります。

対応できる速度はシステムの構成やその時の状況などによって変わってきます。

ブレーキが作動した際には何らかの音がするクルマが多いです。

また、停止後には運転手が操作するまで止まった状態を保持できるものと、数秒するとブレーキが解除されるものがあります。

 

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自動ブレーキの本当の目的

自動ブレーキというと止まるかどうかが話題に上がりやすいです。

ですが、自動ブレーキの目的はあくまで事故予防です。

勿論、ブレーキが作動すれば事故の予防はできますが、むやみにブレーキを作動させることは逆に事故の原因となるため危険です。

ですから、ブレーキはあくまで事故が避けられないギリギリの段階で作動します。

事故が避けられるかギリギリのタイミングですから避けられない可能性も高くなります。

つまり、ブレーキだけでは事故の予防はできないんですね。

 

警告音が鳴る理由

自動ブレーキは急ブレーキがかかることから、自動ブレーキの作動を警告するための音だと思われている方もいるかもしれません。

実は自動ブレーキにおける警告音の主な役割は事故の危険性を運転手に知らせることです。

ブレーキはぶつかるギリギリにしか作動させることができませんが、警告であればもっと早い段階から作動させても問題ありません。

それに自動ブレーキの目的は事故を予防することですから、運転手が自分で対処できることが最善です。

ですから、早い段階で警告音によって危険を知らせて運転手に対処を促すのも自動ブレーキの大切な仕事なんですね。

 

警告音はメーカーの考え方次第

どのようなタイミングで、どんな風に警告音を鳴らすかはメーカーの考え方次第です。

例えば日本メーカーの場合、警告音が鳴り始めたら停止するまで警告音が鳴りっぱなしになるクルマが多いです。

それに対して欧州メーカーでは警告音は警告が必要な場面のみで行い、ブレーキが作動し始めたら警告音は消えてブレーキの作動音のみになるクルマが多くあります。

こうしたメーカーの思想というのは様々な面で影響していて、自動ブレーキの作動基準などに関してもメーカーごとに違いがあります。

 

警告音が鳴り始めたらどうすればいい?

自動ブレーキが作動し始めたら何もせずに任せておいたほうが良いと思う方もいるかもしれません。

しかし、衝突しそうな状況で警告音が鳴り始めたら基本的にしっかりブレーキペダルを踏んでください。

警告に関しては手前で鳴るように設計されていますから、事故を起こさずに済む可能性が上がります。

自動ブレーキが作動し始めた際も、出来るならブレーキを強く踏みつけることは大切です。

これは多くのクルマの自動ブレーキ機能には事故が起きそうなときにブレーキを踏む力をアシストする機能というのも付いていて、車種によっては自動ブレーキでは事故が回避できなくても運転手が自分でブレーキを踏めば事故を回避できるものもあるからです。

一番やってはいけないのは、事故が起きそうな状況で一瞬ブレーキペダルを踏んでからすぐに離してしまうことです。

たとえば、警告音にびっくりしてブレーキペダルを踏んだけれども自動ブレーキに任せたほうが良いと思ってブレーキペダルから足を離してしまうようなパターンです。

これは絶対やってはいけません。

ブレーキペダルから足を離した時点で自動ブレーキのシステムはブレーキが必要ないものと判断して自動ブレーキそのものが解除されてしまう可能性が高いからです。

ですから、基本的に自動ブレーキが作動したことに気づいたらブレーキペダルをしっかりと踏み込んで出来る限り事故をさけるようにすることは大切なのです。

 

危険がないのに警告音が鳴ったら?

メーカーによっては自動ブレーキが作動しない条件でも警告音だけは鳴らすメーカーもあります。

これは誤作動を減らしながらも、警告音によって事故を出来る限り減らす取り組みとしてよい考えでしょう。

そうしたメーカーもあることから警告音が鳴ったからと言って自動ブレーキが作動するとは限りません。

また、前にクルマが居るのに強くアクセルを踏み込んだ場合などは早いタイミングから警告音が鳴る場合があり、そういった際には警告音が鳴るタイミングと自動ブレーキが作動するタイミングには大きくずれがあります。

つまり、警告音が早くになってもブレーキ自体はぶつかる寸前に鳴るということですね。

もし、自動ブレーキが作動してしまったならば大抵のシステムはアクセルペダルを踏むことで自動ブレーキの解除が可能です。

 

警告音はとても大切

自動ブレーキシステムにとっては警告音というのはとても大切なものです。

追突しそうなときというのは何かに気を取られている時など運転手が気づいていないことが原因だからです。

そういった状況では警告音が鳴れば危険に運転手自身が気づいて、自分でブレーキをかけるなど対処が可能だからです。

実は自動ブレーキシステムは実際に自動ブレーキが作動しなくても、警告だけでも十分な仕事をしているんですね。

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