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自動車技術

  • 2017年10月11日

オートマチックトランスミッションの進化

AT車の進化として真っ先に挙がるのはデュアルクラッチ式AT(以降DCT)だろうか? VWやポルシェ、アウディが採用して以来スポーツカーならばこれ!といった風潮もあるミッションだ。 しかし、その影で通常のAT車を急速に進化させたメーカーがある。 それはBMWだ。 BMWはVWグループがDCT搭載車を増やしていく中、スポーツを売りにしながらもDCT搭載車をM3や335iクーペなど一部モデルのみに絞って […]

  • 2017年10月8日

スズキのハイブリッド

最近のハイブリッド車で異質なのはスズキである。 AMT、すなわちMTを自動化したミッション(スズキの呼称はAGS)にモーターを組み合わせてきたのである。 まず、AMTは低コスト、高効率という点が利点である。 逆に欠点は変速時の加速の空白時間が発生することだ。 これをミッションのみで補う為にはVWが使っているような、クラッチが2枚あるDSGのような機構しか解決策はなかったのである。 しかし、このハイ […]

  • 2017年7月13日

テスラモデルX

今回はテスラモデルXについて。 乗り味はそのあたりにある試乗記にお任せするとして、ここではトラブルについて紹介したいと思います。 モデルXは電気自動車というだけでなくファルコンウイングドアという特殊なドアを後部座席のドアに採用したり、未来を感じさせる車になっています。   ファルコンウイングドアはとても賢く、障害物をセンサーで検知して、狭かったり、天井が低くても障害物にぶつからないよう制 […]

  • 2017年6月26日

デイライト

日本ではデイライトに対しての理解が遅れてます。 法律面では以前はデイライトとしての効果がかなり下がってしまうレベルの明るさまでしか認可されていませんでした。 最近になり緩和されつつあり、デイライト機能が付いている国産車も多くなりましたが、輸入車ではわざわざ機能を無効化しなくてはならない車種が多いのです。 安全性が向上させるためにはとても良いことですからもっとグローバルスタンダードに近くなるべきです […]

  • 2017年6月21日

日本車とサイドエアバッグ

サイドエアバッグは車の横から衝撃を受けた場合(横から車が突っ込んできたり、横から木や柱にぶつかった場合)にシートの端、もしくはドアからエアバッグが展開して乗員を保護するエアバッグです。 最近では改善されてきてはいますが、日本車ではオプションですら車も多いのです。 先進国ではカーテンエアバッグ(サイドエアバッグでは保護できない頭の部分を保護するエアバッグ)ですら当たり前になりつつあるにも関わらず、上 […]

  • 2017年6月17日

IIHSのヘッドライト試験

最近、IIHS(米国道路安全保険協会)でヘッドライトに関する試験が行われています。 これは直線とカーブの曲率を変えて左右それぞれ2種類の計5種類をハイビーム、ロービームそれぞれでテストして、照射距離やロービームにおける対向車に対しての眩惑度合いを測り4段階で評価するというもの。 また、ヘッドライトに関するオプション装備があればそれを装備した車両でもテストを行う。 夜の田舎道を走ったことがある方なら […]

  • 2017年5月30日

DCT

DCT、つまりデュアルクラッチ式ATは最近CVT、通常のATと並んで採用例が多いATです。 普通のMTミッションに2つのクラッチが付いているのが特徴で、片方のクラッチに奇数段のギア、もう片方 おクラッチに偶数段のギアと繋がれている。 ギアを上げていくと使うクラッチが交互に変わるため、次に使うギアをあらかじめ選んでおくことができシフトするタイミングでクラッチを切り替える。 通常のMT車ではクラッチを […]